こんにちは、集客デザインです。
こんな疑問や要望に答える内容にしていきますね。
ソーシャルリスニングとは?
ソーシャルリスニングとは、TwitterやFacebook、口コミサイト等、SNS(ソーシャルメディア)上に投稿されているユーザーボイスを拾い上げて、分析し、自社のマーケティング施策に活用する手法のことを言います。
ソーシャルメディアには、生活者のいろいろな言葉が投稿されています。
例えば、ある居酒屋さんに対する口コミなら、
■「美味しかった」「店内が素敵だった」→ポジティブな意見
■「不味くてもう行きたくない」「店員の態度が最低だった」→ネガティブな意見
と、どちらの声も集まります。
すべての声は生活者の生の意見であるため、ポジティブ・ネガティブどちらも吸い取り、販売施策・集客施策など自身のビジネスに応用することで、より成果に繋げやすくなるわけです。
【POINT】ソーシャルリスニングは従来のアンケート調査とは違う!
ソーシャルリスニングが普及するまでは、生活者の声は『アンケート調査』で収集するのが一般的でした。
ただ『アンケート調査』は、
・あるテーマに基づいた質問に、解答者が答える
ことが多いので、どうしても形式めいた一辺倒の答えになりがちです。
そのため、生活者の”リアルさ”が引き出せない場合があります。
かたや、ソーシャルリスニングの場合は、
■彼らが日常で感じ、思っている生の声
■通常のアンケート調査などでは得られないリアルタイムな反応
を知ることができます。
なぜなら、SNS上に飛び交う投稿は、生活者の“リアルな意見・感覚”に近いわけですから、より生の声を拾い上げることができるのです。
【重要!】ソーシャルメディアはユーザの購買決定に影響を及ぼす
マイナビの商品購入時、若者が参考にする情報源は?によると、若者が商品を購入する際の情報源として、
1位.Web検索→男性61.3%、女性63.6%
2位.SNS検索→男性27.7%、女性43.9%
という割合を占めています。
また商品購入時に参考するものとして、
1位.Web検索→男性56.5%、女性59.2%
2位.口コミサイト、掲示板→男性41.7%、女性52.4%
3位.SNS検索→男性27.3%、女性43.4%
となっており、口コミサイトやSNSが、生活者の商品購入の重要な決定要素になっています。
だからこそ、SNS上での口コミを認識しておくことが、マーケティング施策を考える上で大切になってくるのです。
ソーシャルリスニングで何が得られる?【←メリット3選】
それではソーシャルリスニングをすることでどんなメリットがあるのかをご紹介しますね。
・ユーザーのリアルな声が分かる→顕在・潜在ニーズを理解できる
・メインキーワードと”関連のあるキーワード”まで把握できる
・キャンペーン後の効果測定を行える
それぞれ解説していきますね。
01.ユーザーのリアルな声が分かる→顕在・潜在ニーズを理解できる
企業主体で運用されているメディアは、基本的にポジティブな口コミばかり投稿されています。
その点、SNS上で発信されている口コミは、ネガティブな意見も、普通に飛び交っています。
だからこそ、ソーシャルリスニングは『ネットユーザーの実態=本音』を捉えることができるわけです。
本音とは、生活者のリアルな声とも言えるので、そこからユーザーがほんとうに必要とする”ニーズ”を引き出し、新サービスに応用・展開できるヒントを発見することも可能になります。
02.メインキーワードと”関連のあるキーワード”まで把握できる
ソーシャルリスニングは、メインキーワードだけでなく、『メインキーワードと関連する頻出キーワード』まで収集してくれます。
例えば、「マクドナルド」というキーワードを調査した時、
■美味しい
■お手軽
■女の子
■新商品
■ビックマック
のように、“マクドナルド”が含まれる投稿を対象に、関連性の高い頻出するキーワードを洗い出してくれるわけです。
キーワード同士の相関性を把握すれば、Web広告等、マーケティング施策を実施する時にも役立ちます。
03.キャンペーン後の効果測定を行える
ソーシャルリスニングは、プロモーションの一環としてキャンペーンを打つ際に、『どれだけ反響があったか』を調査するのに役立ちます。
なお効果を測定する際には、
・ポジティブな口コミを生むことができたか?
・ネガティブな口コミはあったのか?
・クチコミの件数はどれだけか
を中心に分析し、それぞれ「なぜその事象が起きたのか?」という理由を深掘りするようにしましょう。
そうすることで、プロモーションがどう影響したのか要因を深く理解することができます。
ソーシャルリスニングを実施する順序【3ステップ】
それでは具体的に、ソーシャルリスニングの順序3つのステップでご紹介していきましょう。
01→目的の明確化
02→分析対象の定義
03→情報収集→収集を分析
以下でそれぞれ説明していきますね。
01.目的の明確化
まずソーシャルリスニングは調査目的(=何を知りたいのか)をはっきりさせます。
なぜなら、調査する目的が明確化することで、大量の口コミのなかから、「どれがマーケティングに活かせるのか?」かの判断基準を儲けることができるからです。
その際に、有効となるのが、最初に『仮説』を立てておくことです。
「A商品よりもB商品のほうが口コミが多いのは、Cという原因があるからでないか?」
「SNSでのプロモーションが失敗したのは、Dという原因があるからなのではないか?」
仮説があれば、課題の焦点を絞れるため、次のアクションに直結した調査結果が得られるようになります。
02.分析対象を決める
分析対象ではまずペルソナ(ターゲット)を立てます。
その後、
1.ペルソナが発言しそうなキーワードを選定(主要・関連キーワード)
2.ペルソナアカウントを選定
を行います。
例えば、1の場合なら、ペルソナ(例えば、20代女性)が発言しそうな『商品名』、『サービス名』、『商品カテゴリー』など特定のキーワードを絞り込む手法があります。
03.情報収集
情報収集するツールは、以下のものを使うことが多いです。
・SNS(Twitter・Instagram等)
・個人ブログ
・Yahoo!リアルタイム検索
・Yahoo! 知恵袋
・OKWAVE
など(一部ソーシャルメディアでないものも含む)を使います。
なお、ソーシャルリスニングでよく利用されるツールはTwitterと個人ブログが多いです。
04.情報を分析
情報収集した投稿を分析する際には、定性調査と定量調査を行うのをおすすめします。
■定性調査→ブランドへのイメージや、商品への主観的な感想(数値化できない口コミ)
■定量調査→どれだけブランドへの言及があったか?(数値化できる口コミ)
どちらの分析も、『ただ分析するだけ』で終わらせるのではなく、分析結果に基づいて、『どういうアクションを起こすのか』まで考える必要があります。
ソーシャルリスニングにはツールを活用しよう!
複数のソーシャルメディアを対象にソーシャルリスニングを行うことは、非常に手間がかかります。
また、対象となる投稿が多い場合も、データと収集・分析は大きな負担となります。
そういう時には、効率的にソーシャルメディアから口コミをピックアップ+分析してくれるソーシャルリスニングツールの活用をお勧めします。
圧倒的に時間的な節約に繋がるからです。
ソーシャルリスニングのツールを大公開!
それではソーシャルリスニングのツールをご紹介しますね。
ツール01.POST365
ツール02.Social Insight
ツール03.BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長
ツール04.ブームリサーチ
4つそれぞれ、詳しく解説していきます。
ツール01.POST365
出典:POST365
POST365はFacebook、Instagram、Twitter、YouTubeに対応する投大手企業の調査・分析を簡単にできます。
主な機能としては以下の通り。
・投稿検索(SNSの媒体毎にどんな投稿がされいるかを検索)
・アカウント検索(企業がどんなアカウントを持っているか検索)
・分析(競合他社がどんな投稿をおなっているかを分析)
・ブランド検索
ペルソナとなるSNSアカウントがどんな発言をし、その発言に対してどんな反応が返っているのか、そういった点を詳細に知れるので、新しいコンテンツを考える際には有効です。
ツール02.Social Insight
Social Insightは、日本最大のアカウントデータを蓄積しているSNS分析ツールです。
対応しているソーシャルメディアは、
・LINE
・You Tube
・Tik Tok
と主要なメディアは基本的に網羅しています。
Social Insightは、
■導入が簡単
■管理画面のユーザーインターフェイスが優れいている
■主要SNSをほぼ分析できる
■社内のSNSアカウントを一元的に管理可能
というメリットがあります。
ツール03.BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長
出典:BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長
『BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長』は、株式会社ホットリンクが提供するSNS分析ツールです。
『BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長』の優れている点は以下の通り。
■国内最大級のデータ量を保有している
■口コミが各メディア(SNSやブログ等)にどう波及したか推移が分かる
■口コミを投稿した生活者の属性が分析できる
■関連キーワードをマップで確認できる(重要な口コミを可視化できる)
■キーワードを入力すれば瞬時に口コミを分析できる
■無料ですぐに取り入れる
なお、導入実績はソーシャルリスニングツールのなかでも多く1000社。
中小企業だけでなく、大企業も導入していますよ。
・KIRIN
・LAWSON
・講談社
・DeNA
・Francfranc
なお、『BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長』は、ソーシャルリスニングツールのなかでかなり有名です。
ツール04.ブームリサーチ
出典:ブームリサーチ
ブームリサーチはソーシャルリスニングツールの決定ばんです。
みなさんが調べたいキーワード(飲食店・美味しい等)を記入するだけで、「どれだけの数」「どのように」「なぜ」口コミされているのか、自動的に分かります。
なお対象のSNS・口コミサイト・メディアは以下の通り。
2チャンネル
アメブロ
ライブドアブログ
ヤフー知恵袋
教えてgoo
です。
分析期間も直近だけでなく、3年2ヶ月まで過去を遡ることができ、様々な切り口から口コミを分析してくれます。
まとめ
いかがだったでしょうか・
Movable Typeとは?=日本で人気のあるCMS
→【POINT】ソーシャルリスニングは従来のアンケート調査とは違う!
【重要!】ソーシャルメディアはユーザの購買決定に影響を及ぼす
ソーシャルリスニングで何が得られる?【←メリット3選】
→01.ユーザーのリアルな声が分かる→顕在・潜在ニーズを理解できる
→02.メインキーワードと”関連のあるキーワード”まで把握できる
→03.キャンペーン後の効果測定を行える
ソーシャルリスニングを実施する順序【3ステップ】
→01.目的の明確化
→02.分析対象を決める
→03.情報収集
→04.分析
ソーシャルリスニングにはツールを活用しよう!
ソーシャルリスニングのツールを大公開!
→ツール01.POST365
→ツール02.Social Insight
→ツール03.BuzzSpreader Powered by クチコミ@係長
→ツール04.ブームリサーチ
・ソーシャルリスニングの特徴って?
・ソーシャルリスニングをする上で必要なツールとかってあるの?