最初にお話しておきます。ホームページで集客することは『可能』です。ただし、ホームページ集客は素人とが手をつけると失敗する可能性があります。
その点、詳しく説明していきますね。
最初に結論。ホームページの集客は業者に任せるのがベター←理由を言います。
「この記事、広告でしょ?」とシラけて読まれることを、あえて想定して書いています。
ただ、わたしは何百という経営者の話を聞いた中で、プロに頼まずに「ものすごい集客が成功した」と言う話は聞いたことはありません。
「いやいや周りで成功したってはなし聞いたよ」と反対されるかもしれませんが、それはほんの一部。あるいは背後には、SEO会社、コンサルティング業者、専門家が控えていたはずです。
ホームページの世界は、“知識”と“経験”がモノを言う世界。独学で東大に合格した人もいるかもしれませんが、ほとんどが専門塾に通っているはず。(これは極論ですが・・・)
時間をかけずに、最大限の効果を得たいなら→
結論「業者」に頼むのがベストです。
そもそも、なんでホームページ業者って嘘くさく感じるのか?
答えは簡単。
言ってることはもっともそうだけど、実際に成果物がないから、名前も分からん奴の話なんて信用ならんってことです。
その他にも、知り合いなり、インターネットの口コミなりからこんなことを、見聞きするからです。
あれだけ金を払わったのにまったく集客できずに終わった・・・
だから、業者ってどれも胡散臭く見えてしまうんです。
ホームページ業者に騙されてしまう企業の特徴
これも簡単。
「ホームページ」→「集客につながる」という因果関係を正しく理解できていないからです。
業者はそこを逆手にとってこんなことをまくし立ててきます。
・世間の人に企業を知ってもらえますよ。
・24時間営業してくれますよ。
・ネット時代ですからね〜。
こんなことを言われた企業は「集客できてない」という弱みにまんまとつけ込まれて、「挑戦してみようかな?」と深く考えずに頼んでしまうこともある。
ホームページ業者に騙されやすい企業=人の話を信じやすい。のが特徴です。
とはいえ、さっき業者がまくし立てていた、3つのことは実際問題、正しいです。ただ、口でならなんとでも言えます。それを本当にする実行する業者が少なすぎるわけです。
ホームページ集客で失敗する理由は3つしかありません。
では、皆さんがなぜホームページ集客を失敗するのか。その理由は主に3つあります。
①頼む業者を間違えた。信じすぎた。
②自作で安くしようとした。
③面倒くさくなってサイト運用を怠った。
ほぼこの中に入ります。いちど皆さんも振り返って見てください。あ〜そうかもな。って方、結構いるはずです。
じゃあ失敗した具体的な理由を述べていきましょう。
デザインが優れている。SEO対策完備。マーケティング知識豊富。←具体例が皆無。
悪徳なホームページ業者は、このように「抽象的な言葉」で丸め込もうとします。
例えばデザインが優れている場合。皆さんは、優れたデザインが具体的に何を指すのか、その点を知っていますか?
・導線を考慮することで、訪問者の目を、この場所へ誘導させて興味換気を促します。そして最終的なコンバージョンを狙います。
・業種として、ユーザーへ信頼感を与えたほうが良いので、緑を使った方がいいですね。色によって心理状態を変化させることも可能です。
・最終的なコンバージョンはハードルが高いので、まずはフロントエンド商品で集客を狙います。ページの中盤にバナーを置いてみましょう。
デザインを説明する場合、例えばこう伝えることができます。(これ以外にも伝えることがありますが)もし皆さんが制作実績をみて『デザインが綺麗』そんな理由で選ぶと、必ず集客に失敗します。
デザインは、問題解決の一種です。なので、具体的に、ホームページでどんな問題解決をするのか、を説明できない業者はよくないです。
無料で作れる、安く作れるWebサイト。←企業紹介程度ならOK、でも集客には不向き。
まず本気で集客したいなら、安さを売りにするホームページ選ばないのが無難。
安く提供できるのは、それなりの理由があるからです。その点は他記事で触れたので、それを参考にしてください。
無料で作れる、安く作れるサイトの特徴は「企業・サービスの紹介」ができるだけです。(集客することとはまた違います)
そのため、『集客ホームページ』と『安くつくるホームページ』とでは目的がまったく違うと思ってください。
つくれば集客できるんでしょ?←失敗の最大の原因。
これがもっとも大きな勘違い。断言できます。
ホームページは、それを「最大限に活用する」から、集客できるんです。
集客に特化したホームページは、つくればすぐに効果がでる。そんな簡単な話ではありません。
ホームページは、「集客に必要な材料」にすぎません。その材料をどのように利用して、人を集めて商品を購入させるかがポイントです。
必須!ホームページ業者を選ぶ際の判断基準、教えます。
では続いて、どんなホームページ業者を選んだほうが集客につながるのか。以下3つの特徴を挙げておきます。
①ホームページでどのように集客するか具体的なイメージをもっている業者。
②集客に関する知識が豊富な業者。
③お問い合わせから納品までの対応が優れている業者。
ではそれぞれ説明していきます。
ホームページを、集客の『一つの手段』だという認識をもっている。
実際のところ、この認識がない業者って、結構います。
そういう業者は、ホームページをつくる。それだけを目的としています。もしそんな業者に当たったら、「具体的にサイトをどのように運用していくんですか?」と聞いてみてください。おそらく言葉を濁されるか、担当者に確認してきます。と答えることでしょうから。
ただ気をつけてほしい業者があります。それは、分析ツール(Googleアナリティクスのような)が使えます、と謳っている業者です。分析ツールは初心者でも、どういう現状か。までは調べることができます。でも分析で大切なことは、調査した結果からどのようにサイトを改善して集客に繋げていくかです。
あくまでもホームページは集客施策の『一手段』。だからホームページという手段を利用して、なにを実現してくれるのか。この点を淀みなく答えられる業者は、選ぶべき業者でしょう。
②SNS集客、ポスティング、Web広告等、多角的に提案する業者。
ホームページをつくるだけの業者に続いて、ホームページをただ売るだけの業者は、避けたほうがよいでしょう。テンプレート系のホームページを提供している業者は、基本的に「買ってもらう」ことが目的です。なので、それ以外の集客施策については専門外ということが多いです。
集客に力を入れている業者だと、ホームページだけでなく、グラフィック制作から販促ツール、イベント集客、リスティング広告まで一貫して依頼することができます。
なかには、リブランディングや採用活動の支援、幅広い人脈形成など、提案してくれる業者もあるので、そこに依頼することをオススメします。
③忙しいので対応に時間がかかります、を言わない業者。
どんなビジネスでも、対応力ほど顧客満足度アップに直結してくるものはないです。お問い合わせから数日間連絡がない。日程調整の融通がきかない。打ち合わせで自社に訪問してくれない。こんな業者は、絶対にやめてください。
対応力が良い業者は、裏を返せば、顧客視点で物事が考えられています。つまり、皆さんの希望や都合に可能な限り答えてくれる→顧客視点でホームページを作る証拠となります。
上であげた2つの項目に加えて、「対応力」も判断基準に加えておくことで、集客以上の価値を生むホームページを作ってくれるはずです。
おまけ)ホームページ業者選びで、失敗を回避する方法も教えます。
ホームページ集客で失敗を避けるためには、次の3つを抑えておいてください。
①業者選びは大体3社はする。
②集客したいなら”値段”という枷をはずす。
③サイト運用を徹底する→プロに相談するのがベスト。
この部分を理解できなければ、厳しい言い方ですが、まず失敗するのは間違いないです。
では具体的にホームページ集客の失敗を避ける方法をみていきます。
この会社でいいや!はハイリスク←比較検討をする
この点は、ホームページ制作会社だけに限らないですよね。なにかこだわりたい商品を購入するときに、 たくさん比較検討するはずです。だからホームページで集客効果を実感したいなら、その場の雰囲気だけで業者は選ばないこと。
なぜハイリスクなのか、を説明すると。ホームページ制作会社によって、集客の得意分野が違うから。全国には、ホームページ制作会社が山ほどあります。特に都市部なんかは、県内に100社近くいるなんてこともあります。
そして、ビジネスと言っても範囲はかなり広いですよね。家具、不動産、ホテル、スクール、専門料理店、介護。すごくニッチなところだと、農業用機械、工業窯炉、水産食料品なんてものもあります。
そのため、まずは①集客を専門にした業者かの検討→②皆さんの業種に対して理解を示してくれるか。この部分を基準にして3社ほどは、他者と比較するべきです。
安い業者を優先的に選ぼうかな←その分、失敗する確率が減ります。
皆さんもご存知かもしれませんが、ホームページってかなりの金額がします。だから、予算的に厳しいんだよな〜って、よくコストが低めの業者を選んでしまいがちです。
でも集客できるホームページ制作をつくる会社は、その分、提示してくる金額が高いです。日常生活に置き換えてみてください。普通「ハイレベルなサービス」と「安い」って両立しませんよね。
だから、集客を失敗したくないなら、値段を基準にして考えるのはやめたほうがいいです。安さばかり考えると、その分、集客に失敗する確率は高くなります。
そうなると、無駄金を払ったことになるので、結果的には損が嵩んだだけで終わるなんてことも十分にありえます。
ホームページは皆さんの『お金を生む』資源です。
こんなことをいうと、すっごく嫌らしく聞こえるかもですね。でも実際に、ホームページは皆さんにお金をもたらしてくれます。少し表現を和らげるなら、集客を後押ししてくれるってことです。
なんでそうなるの?それは一言。「ネット社会」だからです。
総務省が出した平成30年版情報通信白書の統計によると、2017年度インターネットの個人利用率は80.9%です。(出典)情報通信白書「インターネットの利用状況」
つまり、100人のうち80人は、1万人のうち8000人はネットを利用しています。(利用目的が違うので、それがすべてが潜在的ターゲット層にはなりませんが)
また少し情報が古くなってしまいますが、情報収集の手段としてネット活用している人が約7割を示しています。(出典)情報通信白書「情報収集」
数字だけで決まる訳ではありませんが、道路脇に看板をひとつ立てるよりも、ホームページを作ったほうが、ターゲットを絞った集客ができます。
厳選3つ:失敗しないために、最低限必要なホームページの知識。
この記事の最初に、ホームページは業者に任せたほうがいい。そう話しました。
ただ、すぐに業者を選ぶんじゃなくて、まずは自分で作ってみようかな。そんな方向けにかならずおさえておくべき3つの知識をお届けします。
技術的な話ではないので、その点は安心してもらえればと思います。
伝授その1:どのターゲット層に訴求するかを考える。
ターゲットを想定せずにサイトを作りはじめると、必ず失敗します。とくに「どの地域」のユーザーを獲得したいか。この点が重要になってきます。(ビジネス形態がBtoCの場合なおさらです。)
基本的に、地方に在住しているユーザーは、遠方の業者を避けようとします。なぜなら「直接依頼したいのに、会いに行ける距離ではない」つまり、意思疎通が取りにくいからです。
もうひとつ。それは、Webデザインの問題になりますが、男性受けするか、女性受けするか。この部分も明確にしたほうが良いでしょう。
脳科学的には、女性は「視覚的な印象や想像力を重視する」と言われており、男性は「筋が通っているかを気にする」と言われいます。
女性向けのデザインであれば、写真やイラスト等で買った後のイメージを歓喜する。男性の場合は、コンテンツの導線や情報の信憑性を意識したつくりと差別したほういいです。
伝授その2:ホームページへの造詣が深いスタッフを雇う。
ホームページは作った後の、サイトメンテナンスが大切になってきます。本番アップのときは、ランキングが上位表示されていても、更新作業を怠れると、ランキングは下がっていきます。(他のホームページがそれ以上に更新等で努力しているためですね。)
では、これを知識のないスタッフが触るとどうなるか。おそらく知識のある人に比べて、作業量、時間、負担がそれぞれ増えていくことでしょう。
またブログ機能を導入したホームページであれば、イベントや新着情報が増える度、毎度ホームページを触らないといけなくなります。だからこそ、ホームページへの造形が深いスタッフを常駐させるべきなのです。
伝授その3:ホームページの目的を明確にする。
目的は、「なぜ」を中心に考えていきます。そして最終的に実現したい理想を考えていきましょう。もし目的を明確にできたら、次は短期的な目標です。小さな目標をいくつか立てて、それをクリアするよう実行していきます。
もちろん各々にはかならずフィードバックがあるはず。それらを改善点として洗い出して、次の運用に役立てるようにしてください。
ホームページの集客は、作ってからが勝負です。この点を忘れないようにしましょう。
最後に:ホームページは業者に任せるのがベター。でも丸投げは良くない。
いかがだったでしょうか?「集客」につながるホームページは、素人ではなく、業者に任せたほうが結果が出やすい。その点を詳しく解説したつもりです。
ところで、最後に「業者に丸投げ」は事実よくないです。理想は、最初の制作→戦略策定。これをホームページ担当者とともに進めながら、『自分を知識をつけてしまう』ことです。
全くゼロ(知らない状態)から、専門書を漁って勉強するよりも、実際の現場で働いているプロから知識を吸収したほうが理解が深まることでしょう。
もちろん、時間がある方は、書籍を読むこともおすすめします。この記事が、皆さんの集客アップにつながることを祈ります。
以上です。