こんにちは、集客デザインです。
個人塾のチラシ制作で、こんなお困りごとはないですか?
今回は、個人塾でこれからチラシを制作しようとされている方、チラシは作ったけどいまいち反響に繋がっていない方。そんな個人塾向けの記事となります。
「学習塾はチラシなんて打っても生徒は集まらないよ」このように世の中では言われていますが、ちゃんと要点をおさえたチラシを作れば、必ず成果(=入塾生徒数アップ)が見込めます。
そのポイントを、記事全体を通してお伝えしていきたいと思います。
この記事で書かれていること
- どうすれば反響の高い学習塾チラシにを作れるのか。
- 学習塾の制作で絶対におさえておいた方いいポイントは?
- 学習塾で覚えておくべき具体的なテクニックとは?
では早速、記事に進んで参りましょう。
結論:保護者が“好む”学習塾のチラシ→これが集客の鍵!
この点、個人塾チラシの作り方でぜひおさえておきたいことです。(言い方は悪いかもしれませんが・・・)理由は簡単。月謝を払うのは保護者だからです。もちろん、子供の意見も大切ですが、『決定権』は親ごさんにあります。
そのため、学習塾のチラシは、『保護者』という読み手を常に意識して制作しなければ、集客につながることはありません。
続いて、どんな内容を保護者が好むのか?その点を3つのポイントで説明していきます。
保護者の興味をひけ!学習塾のチラシに大切な3つのポイント
その1:学生塾に入れば子供はどうなるの?将来をイメージさせるチラシ作り。
学習塾のチラシでは、決定権をもつ親に、子供の『将来像』を喚起させることが重要。例えば、言葉のチョイスや、画像素材の選定、掲載するコンテンツ内容。これらを子供が学習塾に入塾し、そこでの学びが将来どう影響するだろうか?その視点をふまえてつくるようにしましょう。
東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所の共同研究プロジェクトの調査で、『子どもの生活と学びに関する親子調査2017』というのがあります。内容としては、自己肯定感に注目し、以下の調査結果が掲載されています。
自己肯定感の変化に注目して分析すると、学校での成績が上昇した子や、勉強が「好き」になった子は、自己肯定感が高まる傾向がみられました。成績だけでなく、勉強に対する意識が関連しており、子どもが意識を変えていけるような動機づけや働きかけが大事だと言えます。
また、特に関連がみられたのは、将来目標の有無で、将来目標が明確になった子どもの多くが、自己肯定感を高めています。子どもには、自分の将来について考えるきっかけや、経験の場などを作る働きかけが有効だと思われます。さらに、自分のクラスに愛着を感じるようになった子は自己肯定感が高まっており、クラスや友だち関係も重要な役割を果たしています。出典:子どもの生活と学びに関する親子調査 2017」結果速報
つまり、勉強や成績が上がることで「自己肯定感」が高まり、子供の意識や、将来の行動に変化が生まれるというわけです。
個人塾の使命は、中学、高校、大学に合格させる!学力レベルを高める!これらが大切な目標の一つになるのです。しかし、子供が皆さんの塾に入ることで「どのように生まれ変わるのか?」「将来、どういう子に成長するのか」その点まで見据えていく必要があります。そして、学習塾チラシをみただけで、その使命を感じとられるように、作りこんだほうが良いです。
ターゲットとする子供の『悩み』に合わせた訴求をする
決定権は親が握っているとはいえ、実際に塾に通うのは子供です。そのため、子供が塾に通ってどんなメリットがあるのか。そこをきちんと訴求してあげると効果が生まれやすくなります。
例えば、個人塾に通う理由は以下が挙げられます。
●大人数の授業形式だと、子供を丁寧に見てもらえない。
●大手の学習塾だと、友達と喋って肝心の勉強がおろそかにならないだろうか。
●家や学校では毎日勉強する環境を作れない。個人塾で学習習慣を身につけて欲しい。
●うちの子に苦手な科目がある。だからその科目だけ特別に集中して克服させたい。
これらが、親(ひいては子供)の抱えている具体的な悩みです。つまり、これらの悩みを、うちの学習塾に通えば克服できるんだよ。と分かりやすく訴求してあげることが大切です。
『なぜ』皆さんの塾を選ぶ必要があるのか。その理由をチラシに簡潔に提示。
個人塾、大手塾通じて、よく見かける学習塾チラシの失敗例が、どんな特徴を持つ塾か、その点をただ羅列しているチラシです。
学習塾チラシで重要となるのは、「なぜ」選ばれているのかを、一文ほどで簡潔に述べること。
1.有名私立大学に〇〇人、現役合格させた教師がマンツーマン指導。
2.教科書に合わせた無駄のない学習。
3.応用ではなく、基礎知識を中心の。
4.部活と勉強を『徹底的』に両立させる。
5.志望校の問題傾向に合わせた授業カリキュラム。
このように、単なる特徴では終わらない、伝えたい情報(=皆さんの塾に“しかない”強みや、知ってほしい魅力)を、シンプルにかつ見やすいデザインで表現する。これによって、保護者の方々に選ばれやすいチラシになります。
明日から使える。学習塾チラシの制作の小ネタ4選
塾に通う子供・保護者の感想を入れてあげる
これは、「不安要素」を除去するという点で効果があります。これを入れてあげるだけで、より反響率に直結することになります。
記載する内容としては、具体的には、塾に入ったことで子供や親がどう変わったか、授業内容・雰囲気はどうか、塾教師は勉強以外にどんなサポートをしてくれるのか。これらを「体験者側」の視点から感想として伝えていきます。
例えば、中学受験・高校受験講座を中心としたてオリジナル講座を展開している奈良県のひのき塾では、体験談が豊富に掲載されています。
出典:ひのき塾HP
「先生の授業が面白く、わかりやすく、質問しやすい雰囲気がヒノキ塾の良いところです。」
「数学が得意になり、高得点をキープできるようになりました。」
「先生がめっちゃおもしろくて、優しい。わからないところは、分かるまでトコトン教えてくれる。」
このように、子供視点の塾の感想が述べられています。ここに、『保護者の感想』も一緒に添えてあげると、なお良いものになっていたでしょう。
また一点、注意が必要なのは、体験者の名前がイニシャル表記だったり、合格した学校の校名の記載がなかったりすると、『信憑性』の側面がマイナスにななります。学習塾チラシで体験談を入れる場合、必ず実名表記を心がけてください。
料金体系をシンプルに!見やすい受講プログラム
なぜ料金体系をシンプルにする必要があるのか。それは、通塾にはかなりの費用がかかり、保護者にとっては、塾を選択する際に、「料金体系」が重要項目になります。(とくに高校・大学受験ともなると家計に大きな影響を与えます)
出典:マークの塾HP
こちらは『マークの塾』さんのチラシです。小学生に特化した学習塾ということで、色味も優しく、イラストも多用して、柔らかいイメージがありますよね。料金体系についても、ごちゃごちゃせず、表や図を用いて、シンプルに情報が整理してあります。
お問い合わせの電話番号、検索キーワードが、表裏面どちらにも記載されており、お問い合わせの導線も踏まえて制作されています。
入塾前の説明会や、体験学習を取り入れる
学習塾選びは、子供の人生を大きく変える重要な選択。さらに子供の将来に大きな期待を抱いている親ともなると、慎重に、そして真剣に学習塾を選ぶはずです。
そのため、「この塾を本当に選んでいいのか?」と、保護者は、学習塾選びの際には、迷いと不安が常に付きまとっています。
したがって、入塾前の説明会、一日・一週間単位の体験学習などお試しとして塾体験ができる要素を加えてあげるだけで、「一回行ってみようかな?」とハードルが低く、反響にもつながりやすくなります。
入学、夏期講習、模擬試験等。タイミングに応じて、チラシをうつ
塾に通わせるタイミングは、新学期を控える時期、志望校を決定する時期、長期休暇にはいる前、模擬試験・定期テストの時期が一般的に多いと言われています。
塾チラシは決して通年で打っていては効果は見込めません。集客をアップさせるなら、チラシをうつタイミングを見極めることが重要です。
そのため、皆さんがどの時期で入塾生を増やしたいか。それに応じて、チラシをうつタイミングを考えたり、見直したりしてみるといいでしょう。
まとめ:一番重要なのは、保護者を意識したチラシづくり
いかがだったでしょうか?
最後に今回ご紹介したことをまとめておきますね↓↓
- 将来をイメージさせるチラシ作り。
- チラシに選ばれる理由を明示する。
- 子供の『悩み』に合わせて訴求する。
- 子供・保護者の感想を入れる。
- 料金体系をシンプルに示す。
- 入塾前の説明会や、体験学習を取り入れる。
- タイミングに応じてチラシをうつ。
この要素を学習塾チラシにしっかりと盛り込んであげることで、反響の高いチラシを作ることができます。
ライバルの個人塾に負けないためにも、記事でご紹介した内容をぜひ活用してみてください。