チラシ集客

チラシの集客で、これだけは押さえておく4つのコツ!

こんにちは、集客デザインです。

今回は、チラシ集客で効果をあげたい個人事業主様に向けた記事になっています

個人事業主様
チラシ集客のコツがあれば教えて欲しい!

チラシは「作れば集客できる!」というわけではありません。しっかりと“コツ”を掴んでおかないと、ほとんど反響の出ないチラシになることもあります。

この記事で、チラシ集客の“コツ”を徹底解説するので、ぜひ明日からの参考にしてください。

チラシ集客の“コツ”その1→『誰に売る=理想のお客さん』を決めよう!

チラシ集客ではまず『理想のお客さん』を決めていきましょう。

理想のお客さんは「こんなお客さんに商品を買ってもらいたい!」と、1人の架空のお客様を作り上げることなんです。

そうすることで、チラシをどうやって作ればいいのか、その点が明確になってくるのです。

人物像はより詳細に想定する。

人物像を決める時には、以下の要素を取り入れながら、具体的な『理想のお客さん』を設定するのがコツです。

●年齢

●性別

●職業

●年収

●家族構成

●出身

●興味のあること

少し細かすぎるんじゃない?と思われるかもしれません。でもここまで細部に『理想のお客さん』を決めるのは、ある理由があるからなんです。

理想のお客さんが抱えている『問題』を設定する。

理想のお客さん像を細かく設定すると、その人物が抱えている『問題』や『課題』が見つかりやすくなります。

例えば、以下のような『理想のお客さん』を設定したとしましょう。

【設定】30代半ばの独身女性。名古屋暮らし。職業は大学病院の救急医療。年収は600万。興味のあることは旅行と自分磨き。貯金額は結構溜まっている。

【ストーリ】これまで何人かの男性と付き合ってきたが、仕事が忙しく結婚に至らなかった。30代半ばになり独身で楽しく気楽に生きていく事を決意。

とまあ、こんな架空の女性を『理想のお客さん』として設定したとしましょうか。

ここで大切になってくるのが、彼女が抱えている『問題・課題』はなんでしょうか?ということなんです。一般的に次のようなものが考えられます。

・老後の資金計画

・定住できる場所

・孤独を楽しみとできるか

・結婚した友人とどうやってつながるか

・死ぬまで一人で過ごす時間を謳歌できるのか

実は、この問題や課題を把握することで、この女性にどんな商品を売れば良いのかが分かるんです!なぜなら、商品を売ることは、言葉をかえれば、お客さんの抱えている問題を商品で解決してあげることだからですね。

全てのお客さんを売る相手にするのはNG!

チラシ集客で絶対にやっていけないこと。それは、全てのお客さんをターゲットとすることです。なぜなら、チラシの訴求に“ズレ”が生じるからなんです。

“ズレ”とは具体的に、売る商品の“価格”や“機能性”、“押し出す強み”などの訴求するポイントが、まったくの検討違いな内容になってしまうことを指します。

そのため、チラシ集客を成功させるコツは

1.理想のお客さんを具体的に決める。

2.架空のお客さんがもつ課題や問題、ニーズを把握する。

3.“課題や問題を解決する商品”、“ニーズを汲み取った商品”をチラシで訴求する。

こういった順序で制作していくと、集客に繋がるチラシになっていくんです!

チラシ集客の“コツ”その2→コンセプトに“差”をつくる

ここで言う『”差”をつくる』とは、競合他社とは違った切り口や視点から、チラシ用のコンセプトを決めると言うことです。なぜなら、売れる/売れないは、この“差”が勝負になってくるからなんですね。

お客さんは、基本的に、どのような商品でも“比較”と“検討”を重ねてから、購入を決意するものです。なので、A社やB社やC社とは違った、みなさん独自のコンセプトをチラシで打ち出してあげると、他社よりも選ばれやすくなるんです。

コンセプト=「誰に」「何を」売るのか?

ところで、コンセプトとは何か、皆さんは知っているでしょうか?コンセプトとは、簡単に言うと、「誰に」「何を」売るのか?を“言語化=言葉で表現する”ことなんです。

ちょっと難しいかもしれませんので、以下に例を出してみます。

【よくない例】お肌の悩みを解決する新商品を売り出そう。

【よい例】シミやたるみを新しい美顔器で解消して、毎日を美しく綺麗に。

上の例は「お肌の悩み」といっても男性か女性か、あるいはどの年齢層がターゲットなのか。この点が不明ですし、新商品とは具体的にどんな商品なのかも掴みきれませんよね。

下の例だと、「シミ」や「たるみ」は、40〜50代の女性が抱える具体的な肌の悩みですし、それを解消する美顔器を売り出そうとしているのが分かります。

このように「誰に」「何」を売るのか。これを言語化するのがコンセプトなんです。

キャッチコピー=コンセプトを読者に伝わる言葉に!

ただし、上で決めたコンセプトを、そのままチラシに記載しては、チラシ集客には繋がりません。ここで、キャッチコピーが登場するわけなんです!

キャッチコピーは、コンセプトを“チラシの読み手=読者”に対して、理解しやすく、伝わる言葉として言い換えてあげる作業なんです。

【コンセプト】シミやたるみを新しい美顔器で解消して、毎日を美しく綺麗に。
→【言い換え】50代女性に新提案!シミ・タルミを根本的に解消する美顔器、試してみませんか?

言い換えることにで、言葉に具体性が増した感じがしないでしょうか?

『共感』される?されない?←これがチラシ集客のコツ

1.コンセプト→2.キャッチーコピーの順番で話を進めてきましたが、ここで非常に大切なことをします。

それは、チラシ集客を成功させるコツは、お客さんに『共感』してもらわなければならないことです。なぜなら、共感には、人を引き寄せる引力みたいなのすごい力が働くからなんです!

ここでいう共感とは「あ〜私のこといってる!」とか、「その考え方、すっごく分かる!」とお客さんに思わせることです。

そして、このお客さんの共感から、皆さんの企業に対する“理解”や“つながり”が生まれ、集客に繋がるのです。

チラシ集客の“コツ”その3→伝えたい内容を精査しまとめる

つづいて、チラシのコンテンツ(中身)づくりのコツをご紹介していきますね。

おそらく皆さんは、商品やサービスに対する熱い情熱や愛着があることでしょうから、チラシにのせる情報は「てんこ盛りで!」と注文したくなることでしょう。でもそれはチラシづくりではNGです。

ここで鍵となるのは、情報を精査し取捨選択することなんです。なぜなら、情報がごちゃごちゃに並らべられたチラシはとても読みにくいからですね。(スーパーのチラシみたいに)

反対に、フォントや色味に強弱をつけたり、項目ごとに配置が整然とまとまっていたりしたら、読みやすくなりますよね。

商品の“強み”を見つけ出す。

情報を取捨選択する上で大切になってくるのは、商品やサービスにどのような強みがあるのか。それを見つけることです。

では具体的にどのように強みを探すのか。それは以下の問いに答えてみてください。

・あなたの商品やサービスで、競合他社に負けないところはありますか?

・あなたの商品やサービスを買うお客さんはどんな人ですか?

・なぜ、お客さんはあなたの商品やサービスを買うんですか?

・なぜ、あなたはあなたの商品やサービスを魅力と感じるんですか?

・これまでの歴史を振り返って、どんなものを培ってきましたか?

このような問いを、自社について、客観的な視点に立って、問いかけることで、“強み”が見えてくるはずです。

コンテンツに優先順位をつける。

優先順位をつけるときに、注意するべきポイントは、

どの情報も目立たせたいのか?=一番伝えたいことは何か?

ということです。

なぜなら、読者は1.強→2.弱という順序で読み進める特徴を持っているからです。(あるいは、ちょっと難しい言い方だと、1.強→2.強と“関係性のある項目“→3.弱)

そして、“強”の部分=目立たせる部分が、例えば、メイン写真なのか?キャッチーコピーなのか?実績数なのか?によって、デザインが変わってきます。

以下に、ものすごく分かりやすい例を出しておきますね!


出典:colocalHP内『岡山県美作市のDIYリノベーションストア「難波邸」が一周年! 豪華マーケット開催』より

これは、『一周年』という部分を目出せていますよね?そして、つづく読者の目線は「日程」や「街道マルシェ」や「トークライブ」等、自分の知りたい情報や、一周年に対する疑問を持った情報へとうつっていきます。

このようにチラシづくりでは目立たせたい情報を中心として、コンテンツを綺麗にまとめ配置していくのです。

“機能”ではなく、“問題解決”を謳う。

この点、誤解されがちなので注意が必要になってくるところです。つまり「この商品ってこんな機能があります!」や「すごい性能があるのでぜひ買ってくださいね!」とだけを訴求してあるチラシ→これは良くありません!

なぜなら、読者はそれを読んで「あっ、そうなんだ。」と終わるだけなので。

ではどうすればいいのか?それは“機能”や“価格”だけでなく、問題解決を謳わなければなりません。(とくに集客を目指すチラシの場合には必要不可欠!)

 

チラシ集客の“コツ”その4→追加情報でお得感を演出

チラシの内容に、追加特典を入れてあげると、集客に繋がりやすくなります。

例えば、以下のようなものが当てはまります。

・期間限定キャンペーン

・今なら〇〇が無料!

・チラシ限定クーポン

ではそれぞれ詳しくみていきましょう。

期間限定キャンペーン

期間限定キャンペーンをつけてあげると、ターゲットは『この期間までに応募しなきゃ!』という焦りを与えることができます。

そうすると、もしチラシの内容に興味のある読者であれば、「ちょっと気になるから、家の中に取っておこうかな?」という心理が働きやすくなるわけです。

チラシをみた時点では、直接集客には繋がらないかもしれませんが、キャンペーンの期間内に、お問い合わせの電話が鳴る。そんな可能性もあるのです。

今なら〇〇が無料!

やはりチラシでの“無料”という言葉は、強いです。

例えば、パーソナルトレーニングジムの場合なら、「10日間、体験レッスンが無料!」、「入会金とが無料!」、「トレーニングセミナーが無料!」

このように、無料訴求にはいろんなバリエーションが考えられます。

ただし無料特典はあくまでも客寄せ。ジムに集客した後は、継続的なお客さんになってもらう対策も必要となってきます。

チラシ限定クーポン

チラシ限定クーポンは、『このチラシしかない特典!』という“特別感”に魅力があります。これは、よく美容院や飲食店のチラシに見かける手法ですよね。

「このチラシの限定クーポンを店内に持ってきていただくと〇〇%OFFします」<

「限定クーポンでカットとカラーが特別価格でご利用いただけます」

さらに、「女性限定」や「親子限定」等、クーポンに、ターゲット限定を加えてあげることも、ひとつのコツです。

まとめ

如何だったでしょうか?

今回の内容をまとめておきます。

チラシ集客の“コツ”その1→『誰に売る=理想のお客さん』を決めよう!
人物像はより詳細に想定する
理想のお客さんが抱えている『問題』を設定する
全てのお客さんを売る相手にするのはNG!

チラシ集客の“コツ”その2→コンセプトに“差”をつくる
コンセプト=「誰に」「何を」売るのか?
キャッチコピー=コンセプトを読者に伝わる言葉に!
『共感』される?されない?←これがチラシ集客のコツ

チラシ集客の“コツ”その3→伝えたい内容を精査しまとめる
商品の“強み”を見つけ出す
コンテンツに優先順位をつける
“機能”ではなく、“問題解決”を謳う

チラシ集客の“コツ”その4→追加情報でお得感を演出する
期間限定キャンペーン
今なら〇〇が無料!
チラシ限定クーポン

今回の記事が、皆さんのチラシ集客に役立つように、心から願っています。

ABOUT ME
たかりょー
30代男。地方の大手Web会社のWebディレクター・Webマーケッター・ブロガー。ビジネスの上流を担当し、常時15案件以上のWeb案件を抱えている。読書は年間100冊ほど。10年間継続中。 集客デザインでは、マーケティングや集客術、ビズネスマンのスキルに必要な情報をメインに発信しています。