今回は1.自社アプリ開発プラットフォームYappliについて詳しく知りたい方、また、2.Yappliの導入を検討している方に向けた記事をご用意しています。
この記事はこのような疑問や要望をバッチリ解決していきますよ!
Yappli(ヤプリ)とは?
出典:Yappli公式HP
Yappliとは、ファストメディア株式会社が開発・制作・運営するアプリ開発プラットフォームです。
アプリ開発プラットフォーム?とこの言葉を聞いて、ハテナマークがつく方もおられると思います。
なので、これをもう少し分かりやすく言い換えると、Yappliを利用すれば、誰でも『自社アプリ』が作れる!そんなサービスだと覚えておいてください。
Yappliの魅力とは?
Yappliの魅力は、何と言っても、プログラミング知識等の専門知識がなくても、ほぼドラッグ&ドロップだけでアプリがつくれるということです。
なぜそんなことが可能なのかというと、基本的にすべて『テンプレートベース』で構築されているからです。
例えば、アプリに必要となる機能や、アプリデザインは、Yappliが提供しているテンプレートから選んでしまえばいいみたいなことです。
そして、自社アプリに必要な、開発・運用・分析全てをオールインワンで完結できるところも大きな魅力の一つになります。
なお、豆知識ですが、Yappliはyahoo!出身のメンバーがアプリ開発に加わっているそうです。
導入実績、人気共に抜群なのがYappli!
こちらの記事によると、2019年5月31日時点で、『Yappil』で開発したアプリのダウンロード数が、なんと累計3,500万を突破したそうです。
この数字を見れば、人気の高さがうかがえますよね。
Yappliの気になる料金は?
このような希望をお持ちの方!なんとも残念なことですが、Yappliは無料ではなく、利用料金を支払わなければ利用できません。
なお、具体的にかかる料金については、デザインや機能などどんなアプリをつくるのか、あるいは、その後の運用方法などによって、料金プランが変わってきます。
まずは、Yappliの公式HPから要望をお問い合わせして、見積もり依頼をしなければなりません。
アプリをイチから開発するよりも、料金は断然安い
料金は『どんなアプリにしたいか?』という皆さんの希望によって変わってきますが、自社アプリをイチから開発する料金よりは確実に安い!この点は間違いないです。
なぜなら、基本的にイチから制作するアプリは、要件定義から設計、プログラミング、運用テストまで全て行わなければならないので、何百万〜何千万単位で、料金が発生するからです。
反対にYappliは最短でも1ヶ月でリリースすることができますし、価格としても安くすませることができます。
初期費用はどれくらいかかるのか?
これについても、Yappliの公式HPには初期費用がいくらかかるか?が記載されていないので、『初期費用の見積もりが欲しいんですけど』と直接お問い合わせするのが一番早いでしょう。
ただし、Yappliの料金体系は『初期制作費用』+『月額費用』が組み合わせったもの!この点はしっかりと覚えておきましょう。
それぞれどんな内訳なのか、以下で解説します。
【Yappliの初期制作費用】
●アプリの企画提案
●アプリ制作
●UI/UXデザイン
●iOS/Android
【Yappliの月額費用】
●運用管理画面
●カスタマーサポート
●サーバ運用保守/監視
●OSアップデート対応
●全ての標準機能の利用
上記を見れば分かると思いますが、『初期制作費用』は、提案からリリースまでの間にかかる料金全般なので、簡単にいえば『提案費・制作費』に相当するものだと思ってください。
反対に『月額費用』は、いわゆる固定費です。
つまり、作ったものは運用しなければならないので、時にはカスタマーサポートも必要となることもありますし、サーバ運用や保守メンテナンスも当然発生してきます。その分の料金になります。
Yappliの料金についてまとめると、『初期制作費用』+『月額費用』このふたつが基本的に支払うものになります。
Yappliの評判をまとめてドドンと紹介!
こんな方のために、Yappliを実際に導入し“効果を実感した企業様”が語る評判をお届けします。
最初にどのような評判をご紹介するのかを簡単にまとめておきましょう。
Yappliの評判その1→お客さんとの関係性が強化できる
Yappliの評判その2→オムニチャネル化を促進できる
Yappliの評判その3→プッシュ通知の効果は絶大!
Yappliの評判その4→アプリの導線設計も強み!
Yappliの評判その5→販売数が激増する
それでは、評判5つをそれぞれ詳しくみていきましょう。
【評判その1】ダウンロードが爆発的な数字!→会員数“増”でお客さんとの接点も増える
初年度で100万DLを突破しました。旧会員システムを凌ぐ会員数を得られたのは大きな資産だと思います。アプリを導入後、店舗側からDLを促進するためにこのようなツールがほしいという声が挙がるようになりました。以前、紙やガラケー向けのシステムで運用していた頃にはそのような意見は挙がってこず、店舗側も、アプリ運用に思い切り前向きになってくれているんだなと感じます。引用:Yappli公式HPより
こちらの評判は、株式会社チュチュアンナプリが語った口コミです。
株式会社チュチュアンナプリは女性向けのレッグウェアや下着、靴下、雑貨などの商品企画・小売・卸売事業を展開されている会社さんです。
アプリダウンロードが激増したことで、お客さんと『ダイレクトのやりとり』が可能となり、“店舗”と“顧客”という関係性がグッと近づき、強化されたそうです。
その結果、顧客視点に立ちながら、商品開発を考えていく機会がかなり増えたわけです。
【評判その2】オンライン(Web)とオフライン(店頭)の壁を取っ払う
アプリをダウンロードしたユーザーのうち、配信可能なユーザーは80%。その約半数がアプリを継続使用されています…今後はよりオムニチャネルを強化していきたいと考えていて、その中心となるのがアプリです…アプリを軸にオフラインとオンラインのつながりを強め、会員情報とも紐づけてパーソナライズを促進していきたいです。 お客様は、自分に必要ないと感じる情報が来るとすぐに離れてしまいますから。引用:Yappli公式HPより
オムニチャネル化を進めていきたいという評判は、アプリ利用を検討されている企業なら、かなり気になるところでしょう。
こちらは、スポーツ・アウトドア関係で有名なアルペングループさんの事例です。
時代はWeb一辺倒だけでも他社との争いの中で生き残ることが難しい。でも反対に、直接店頭で商品を売っているだけではECサイト中心に事業を手がける企業に負けるのは必至です。
そのため、『Web』(ネット領域)と『店頭』(リアル領域)の両方をしっかりと活用することが大切です。そして、そのふたつを繋げるのが『アプリ』なのです。
【評判その3】プッシュ通知の効果に驚き!
プッシュ通知を配信した時、リアルタイム解析で効果を見る機会があったのですが、アクセス数の急激な伸びに大変驚きました。思わずノートを取り出し、何人訪れたのかを1分刻みで記録してしまったほどです。その波が落ち着いた頃、今度は次々に注文が入ってきて、売り上げがみるみる増えていくのが分かりました。正直、これほどの効果があるのかと身震いするような体験であったことをよく覚えています。引用:Yappli公式HPより
上記は雑貨、ヘアアクセサリー、デコパーツ、ネックレス、文房具を販売する株式会社サン宝石さんの評判です。
この評判にもある『プッシュ通知』は、やはりアプリサービスの最大の魅力といえます。
なぜなら、メルマガのように読まれるか読まれないか分からないものではなく、プッシュ通知はスマホの画面に自動的表示されるので、ユーザーの目に必ず触れ、その結果、開封率も必然的に高くなるからです。
また当然ですが、プッシュ通知に『興味ある情報』(クーポンや新商品情報など)がのっていれば、「どんな内容なんだろう」と確認しようとしますよね。
このように考えると、プッシュ通知の機能は、絶対に実装したいところです。
【評判その4】導線設計+プッシュ通知自サイトでの予約数がなんと2倍に!
アプリによるプッシュ通知の開封率はとても高く、プロモーションで非常に助かっています。実際、自社サイトでの予約完結率はアプリを導入した前年と比較して2倍以上となっており、これはアプリ導入の成果だと認識しています…アプリ導入後に爆発的に予約件数が伸びたのは、プッシュ通知によるコンテンツの配信などにより、お客さまとの接点を定期的に構築し、スムーズに会員登録へ導線を作れたからだと考えています。引用:Yappli公式HPより
こちらは、ゴルフ場・リゾート開発会社の太平洋クラブさんの評判です。
「おいおい、またプッシュ通知のお話かよ!」と思ったかもしれませんが、そうではありません。
プッシュ通知はあくまで『開封率を高める』までのはなしでなんです。つまり『見てもらう』が主軸としてあるだけで、そこから『予約数を2倍』に引き上げるなら、使用者が『お問い合わせしやすい導線』をアプリ内で実現しなければなりません。
この点、太平洋クラブさんは「スムーズに会員登録へ導線を作れた」とあるように、Yappliは『アプリデザインの導線設計』もしっかりとなされているのが分かりますよね。
【評判その5】アプリ経由からのECサイト売上が前週比で200%ずつ増加
まだ導入後1ヶ月ですが、アプリ経由の売上が前週比で200%ずつ増えています。ダウンロード数も順調に増えており、やはりSNSなどを一元管理したいというニーズがあったと確信しています。引用:Yappli公式HPより
上は『実店舗』と『ECサイト』両方から販売を手がける、アパレルブランドAZUL by moussyさんの評判です。
なお、アプリ導入で売上アップした理由は、Webサイトよりも『アプリ』のほうが利用者にとって使用する頻度やメリットが高く、その分、商品との接点が増えたからだと考えられます。
そもそも、ネットで服を探す時は、基本、スマホを利用することが多いですよね。
なので、アプリさえダウンロードしてもらえば、わざわざ検索してECサイトにいかなくても、アプリから商品閲覧が可能となり、それをECサイトと連動させることで、売上アップにつながるのです。
Yappliのここがすごい!【3選】
ご紹介するのは、以下の3つです。
■専門知識不要!スピード導入ができる
■豊富な機能!効果に繋がりやすい
■楽々運用!PCが触れれば誰でも運用できる
では早速、解説していきましょう!
プログラミング不要!高品質なアプリが素早く導入できる
Yappliは、アプリ開発に必要なプログラミングが必要ありません。皆さんが考えることは、基本的に以下の3つだけです。
■アプリにどんな機能を入れたいか。
■アプリをどんなデザインにするか。
■アプリをどうやって運用するか。
これらはYappliの専任チームに相談すれば、素早く的確なプランニングをしてもらえます。
集客につなげる機能が多彩にある
Yappliには集客や送客などに効果のある機能が詰まっています。
アプリと言えばおなじみ!というものもありますし、Yappli独自のものもあります。
■スタンプカード
■プッシュ通知
■クーポン
■ポイントカード
■ジオプッシュ(近隣に訪れた人を自動感知し、プッシュ通知を送る機能)
■iBeaconプッシュ(eacon端末を設置した店舗で、超近距離プッシュ通知が配信が可能)
■アニメーションレイアウト(アニメーションとリンク設定が可能)
■ビデオ(アプリ内で動画が配信できる。Youtubeと連携もできる)
この他にもさまざまな機能がYappliにはあります。
またYappliのアプリは毎年250以上のアップデートが繰り返されており、セキュリティーや新機能などパフォーマンスが改善されているので、不安なく安心して利用ができます。
誰でも簡単に更新作業とができるから、運用がラク
アプリで面倒なのは、更新作業等の運用面です。ところがYappliは、運用がとても簡単なつくりになっています。
なぜなら基本的に、新しい情報を記載したり、コンテンツを修正したりする際には、『管理画面』から一括で行えるからです。
また、Yappliの管理画面は、『直感的なデザイン』となっているので、何度か使いこなせば、誰でも更新作業や分析が行えます。
まとめ
如何だったでしょうか?
今回は店舗アプリYappliをご紹介しました。
色々な内容に触れたので、以下でどんなことを解説してきたかをまとめておきますね。
■Yappli(ヤプリ)とは?
→数々の導入実績をほこるのがYappli!
■Yappliの気になる料金は?
→アプリをイチから開発するよりも、料金は断然安い
→初期費用を知りたければまずお問い合わせしよう!
■Yappliの評判まとめ!
→種類01:オープンソースECサイト
→種類02:有償ECパッケージ
→種類03:ASPカートサービス
→種類04:フルスクラッチ開発
■自社運営型ECサイトとは?その種類は?
→【評判その1】株式会社チュチュアンナプリさんの事例
→【評判その2】アルペングループさんの事例
→【評判その3】株式会社サン宝石さんの事例
→【評判その4】太平洋クラブさんの事例
→【評判その5】AZUL by moussyさんの事例
■Yappliのここがすごい3つ
→難しい不要で、アプリがスピーディーに導入できる
→集客につなげる機能が多彩にある
→運用が簡単にできる
長々とお付き合いいただきありがとうございます。以上です。
【相談内容02】Yappliの導入を検討しています!料金とか評判とか気になるから知りたい!