こんにちは。WebディレクターとしてECサイト作成に携わっていますたかりょー(@RyoooooTaka)です。
今回は、「futureshop」がどんなASPカートであるかをお伝えしますね。
こんな疑問を叶える記事をご用意しています。
なおfutureshopは以下の特徴をもつECサイト構築プラットフォームです。
■デザインの自由度がほかのASPより高い(商品ページやカテゴリページ)
■ポイント機能やメルマガなど、購入頻度をあげるリピート促進やファン化に繋げるプロモーション機能が豊富
■実店舗との連携が可能
そもそもASPカートって?
ネット提供されたクラウド上でECサイトを構築する専門システムのこと。商品情報や送料、デザインなどの自社にあった設定をすれば誰でもネットショップを開設できます。(レンタルサーバーを準備する必要はありません)すべてのサービスは初期費用・月額費無料を支払えば誰でも利用できます。
futureshop(フューチャーショップ)とは?
futureshopとは、SaaS型ECサイト構築プラットフォームです。
2020年でサービス提供17年目を迎えるため、ショッピングカートASPのなかでも古株に位置します。
futureshopはかなり”集客に特化”した機能が豊富に搭載されています。
利用企業のなかには、スタートアップから自社ECを展開して年商10億円を突破する企業も出ているほど。
futureshopを導入するパターンとしては、楽天やYahoo!等のモール型である程度、顧客がついた企業が、独自ドメインをもった自社オンラインショップへ誘客し、定期購入へとつなげる=ファン化につなげる施策です。
futureshop(フューチャーショップ)の特徴は?
それでは以下にてfutureshopの特徴を3つでご紹介しましょう!
◾️自由度の高いデザインができる
◾️リピート購入やファン化につなげる機能が豊富自由度の高いデザインができる
◾️外部サービスと多数連携可能
自由度の高いデザインができる
futureshopはEC系のCMSなかでもデザインのカスタマイズがしやすく、デザインの柔軟性が圧倒的に高いという特徴をもっています。
その理由は、futureshopからリリースされたCMS「commerce creator」機能があるからです。
CMS「commerce creator」とはfutureshopのシステムに依存せずに、独自でECサイトを自由に新規作成できるシステムです。
一般的にASPサービス(BASEなど)を利用する場合は、決められたレイアウトのなかでサイトを構築していかなければなりません。
しかしcommers creatorは、HTMLやCSSを自由に使えるので、カスタマイズが自由にできて、思い描いた通りのサイトをデザインできるのです。
なおcommers creatorならレスポンジブ対応も可能ですよ。
リピート購入やファン化につなげる機能が豊富
futureshopはリピート購入やファン化を促進するための機能や連携サービスが豊富に揃っています
例えば、以下のような機能です、
・会員登録機能で顧客ごとの商品購入履歴や購入回数・金額等を管理。2回目購入を促進する戦略考案につなげられる
・メールマガジン配信機能がある。メール配信は特定商品の購入者や年齢・性別等の会員ステータスで分けられる。
・継続購入の動機付けとして、特別クーポンを発行するなど会員ステージを設定できる。
つまり、顧客とよりコミュニケーションが取りやすく、顧客情報を集めやすい機能がたくさんあるということですね。
外部サービスと多数連携できる
futureshopといえば、多数の外部サービスと連携できるという強みがあります。
たとえば決済システムならAmazon Payや楽天ペイ、Appleペイを導入できます。
またLINE連携も可能で、自社EC会員のIDとLINEのアカウントを連携させてLINEでメッセージ配信も行えます。
それ以外にもWEB接客やステップメール機能等のCRMシステム、アフェリエイト、超境ECサイト、リスティングなど数多くの外部サービスとの連携が可能です。
futureshop(フューチャーショップ)の決済
このようなお悩みのあるfutureshop導入検討者様へ。
futureshopは現在、各種決済サービスにほぼ対応しています。
具体的には以下の決済サービスですね。
・クレジットカード決済(5大国際ブランドVisa、MasterCard、JCB、American Express、Diners Clubに対応)
・コンビニ決済
・Amazon Pay
・Apple Pay
・楽天ペイ
・NP後払い
・銀行振込
・郵便振込
・代金引換
・店頭払い
・任意決済
・PayPay(2020年8月により)
このようにFutureShopは一般的な決済から、QRコード決済などの新しい決済まで幅広く対応していることが分かりますよね。
なお注意点としては、クレジットカード決済を導入するには、SBペイメントサービス株式会社(SBPS)と連携が必須です。※SBPSとのご契約からオンライン決済のシステム提供まで、2週間~4週間必要となるのでご注意ください。
futureshop(フューチャーショップ)のおすすめ機能をご紹介!
WebディレクターとしてECサイト作成に携わる僕が、futureshopで「この機能はとても便利だな」と思ったものを厳選してご紹介しますね。
◾️レコメンド機能
◾️商品一括登録機能
◾️グループ化機能
◾️検索機能
◾️実店舗在庫表示機能
◾️定期機能
◾️個別送料設定
それぞれみていきましょう!
レコメンド機能
futureshopには「ついで買い」や「アップセル」をうながすレコメンド機能が多数搭載されています。
例えば、以下のような機能があります。
・「この商品を買った人は、この商品も買っています」
・売れ筋ランキング
・ピックアップ商品
・今もっとも見られている商品
・最もクリックされている商品
・新着商品
・最近見た商品
・あなたにおすすめの商品
アマゾンを利用したことがある方は、どれかをみたこと・使ったことがあるかもしれません。
futureshopには、商品ページとショッピングカートに、対象商品に関連する任意の商品を登録して表示する「おすすめ商品機能」があります。
導入は簡単でECサイトに専用のタグを埋め込むだけで動作します。
商品一括登録機能
ECサイトを運用する上で商品登録ってとても時間がかかる作業ですよね。
とくにバリエーションの多い商材を扱っていたり、そもそも商品点数がたくさんあったりした場合、登録作業だけで膨大な時間が奪われます。
フューチャショープはCSV形式ファイルによる商品一括登録ができるので、商品登録にかける時間も短縮できます。
グループ化機能
futureshopは、商品をグループ化できます。
例えばコスメ商品なら、クレンジング、化粧水、日焼け対策・制汗剤、ボディークリーム、美容液 ベースメイクなどですね。
また商品をカテゴリーごと一覧表示させて、「新着順」「レビュー数」「価格が高い・安い」と並び替えもページでおこなえます。
さらにひとつの商品を15グループに複数分類できるので、コスメ商品を価格や使用シーン、ブランド、カテゴリーとさまざまな軸に合わせて分類ができます。
検索機能
ECサイトを利用するユーザーは、「こんな商品がほしいな」と漠然としたイメージをもっておとずれることがあります。
それは商品名まで決まっている具体的なものから、「リュックがほしいな」と漠然としたものもあります。
futureshopの検索機能はキーワードや商品番号、在庫の有無、値段などで検索できる機能が実装されています。
また商品カテゴリーによってはカラーやサイズ、また「商品タグ」機能があり、商品ページに表示しない検索用の項目を設定することもできます。
実店舗在庫表示機能
futureshopは、自社ECサイト上で実店舗の在庫を表示できる実店舗在庫表示機能があります。
例えばお客様は、「ECサイトで良い商品をみつけたんだけど、実際に商品を見たい」という要望がかなりあります。
そんなときfutureshopの実店舗在庫表示機能があれば、ECサイトの商品ページに、商品の取扱い店舗と在庫情報を表示可能ので、ECサイトから店舗に送客できます。
定期販売も可能
ECサイトは通常販売だけでなく、定期販売(同じ商品を決められた期間ごとにお届けする定期販売)を促進することで、リピーターを増やしたり、継続的な売り上げキープにも繋がります。
futureshopでは、定期販売専用のショッピングカートも利用できます。
定期購入においては以下の機能を導入できます。
◾️初回お届け希望日設定
◾️会員マイページから次回お届け希望日のスキップ機能
個別送料設定
商品によっては重量や大きさが異なるため、「商品単体で送料を決めたいなー」と思うこともあるでしょう。
そんなときこそ、futureshopの商品ごとで個別の送料を設定できる機能を使いましょう。
購入金額や都道府県ごとに送料を自動的に計算する機能もあるので、送料に対して個別対応も可能です。
futureshop(フューチャーショップ)の料金
futureshop(フューチャーショップ)の料金には大きく分けて2種類あります。
Standardプラン
こちらは基本プランです。
商品登録数としては50商品まで〜10,000商品まで登録。
料金的は以下の表の通りです。
プラン名 | 50 | 500 | 2500 | 5000 | 10000 | |
---|---|---|---|---|---|---|
登録可能商品数の上限 | 50商品まで | 500商品まで | 2,500商品まで | 5,000商品まで | 10,000商品まで | |
初期費用 | 22,000円 | 22,000円 | 27,000円 | 27,000円 | 52,000円 | |
基本料金 | 22,000円〜 | 26,000円〜 | 31,000円〜 | 37,000円〜 | 52,000円〜 |
Goldプラン
より本格的なECサイトを利用したい方はGoldプランになります。
商品登録数は30,000商品まで登録できます。
ただ料金としてはお高めで月々81,000円〜の利用になります。
futureshop(フューチャーショップ)の評判
それでは最後にfutureshop(フューチャーショップ)の評判を以下にて取り上げていきましょう。
評判01「最北の海鮮市場」
「futureshop」を選んだ理由を一言で表現するなら、私の要望を叶えてくれるプラットフォームだったからです。システム選びで特に重視したのは、きめ細かい接客ができる機能を備えているかどうかでした。
さまざまなシステムを検討する中で、「futureshop」は接客機能が充実していますし、決済など外部ツールとも連携できるなど、もっとも満足できるプラットフォームだったので導入を決めました。https://www.future-shop.jp/magazine/interview-saihoku-talklorehttps://www.future-shop.jp/magazine/interview-saihoku-talklore
評判02「最北の海鮮市場」
システム設計が肝だと思っているのですが、futureshopではオプションに応じた価格設定が柔軟にできたため、futureshopでサイトを作ることにしました。
futureshopでは売上を上げるためにいろいろな施策ができますし、困ったことが起きた際にも親身になってサポートしていただけており、本当に助かっています。https://www.future-shop.jp/magazine/interview-ecbooster-pajamas