集客

看板集客の効果を最大化する5つのポイント【効果を出したい人向け】

こんにちは、集客デザインです。

今回は、看板を設置を検討している方、また看板集客の効果を高めたい方に向けて記事をご用意しています。

看板集客の効果を高めたい人
【相談内容01】看板を設置しようと思ってるんだけど、集客効果を高めるポイントを知っておきたい!
【相談内容02】看板の集客がなかなかうまくいかない、、、なんか原因でもあるの?

こんな疑問や希望に答える記事をご用意していますよ。

集客デザイン編集部
この記事を読めば、看板集客の効果を高めるポイントが学べます。小難しいことは一切抜きで、すぐ理解できる簡単な内容ばかりです。明日から実践するのもよし、知識として吸収しておくのもよし。皆さんの状況に合わせて活用の仕方を変えてくださいね。

【疑問】そもそも看板で集客できるの?

ものすごく根本的なことですが、結構多くの人がこんな疑問をもってるんじゃないかな?って思います。

なぜなら、ネット社会では、Googleやyahoo!、SNSなど、お店を探す・調べる方法がいっぱいあるので、看板でお店を選んだりするの?って思ったりするからです。

以下のグラフを見てください。

これは総務省の統計なのですが、個人のインターネット利用者の割合の推移を示すグラフです。

2017年は

■10代〜50代→90%以上がネット利用

■60代→70%以上がネット利用

という結果が出ています。(70代の方も、10年前に比べ、約1.7倍も上昇しています)

つまり、これだけオンライン=ネットが普及している社会で、“オフラインの集客施策”である看板は、果たして効果があるのかってことですよね。

【答え】看板では集客に繋がりにくい。が、一定の効果はある!

結論、看板はWeb広告やホームページなどオンラインの集客施策に比べて、爆発的な集客には繋がりにくいです。

なぜなら、基本的に、看板なんて誰もしっかりと見てないからです。

見てないのに、集客に繋がるわけはありませんよね。

あるいは“看板をチラッと見た”、さらに進んで、“記憶に残った!”という最高の状況になっても、

ユーザー
あ!あそこの看板に書かれてることいいね!あのお店、今度絶対に行かなくちゃ!

みたいに具体的な行動(=集客)に速攻つながるのは難しいからです。

とはいえ、看板は一定の集客効果があることはたしかです。

その理由は、

1.看板でみる(認知)→ネットで調べる(検討)→来店(集客)という行動もあるから

2.お店の魅力が十分に伝えられている看板で、端的に“お客さんに刺さった”から

この2つが考えられます。

地方では看板からの集客は強いことはたしか。

なぜなら、どの業界も競合が少ないからです。

例えば、

ある都市部の1地区には居酒屋1000店舗

ある地方の1地区には居酒屋10店舗

あるとしましょう。

ではどちらのほうが、看板による「興味喚起・認知」に高い効果を発揮するでしょう。

もちろん、後者ですよね。

というのも、10店舗のほうが“看板の差別化”し、“目立たせやすい”からです。(逆に1000店舗の場合、埋もれる可能性の方が十分にあります。)

だから、地域に根付いて営業されている企業さんは、近隣住民の方々に、名前や会社の存在、ロゴを覚えてもらうためだけでもいいので利用した方がいいです。

【基礎中の基礎】そもそも看板ってなんで立てるんだろう?

看板集客の成果をあげるポイントを説明する前に、まず上記の疑問を考えてみましょう。

看板は最終的に『集客』や『売上アップ』という成果を出すために作るわけですが、看板の作り方や立地などは掲げた目的によって変わってきます。

基本的に、看板は3つの目的があって制作します。

1.認知拡大→お店を知らない人に存在を知ってもらうための看板。【即集客につなげるわけではない】

2.誘導→来店という実際行動を起こしてもらうための誘導看板。【即集客につなげていく】

3.ブランディング→ビルやマンションにデカデカと設置された大型看板。【シンボルとしてブランドの印象づける】

4.告知→ファサード看板のように「店舗の名前が正しいか」を知らせるメイン看板【集客や認知とは関係ない】

よくありがちなのが、1と2とを区別してないタイプで、目的によって、設置する場所、伝え方、見せ方は全く変わってきます。

つまり、看板をつくるなら、まず「どんな目的か」をしっかりと定めてから作業を進めていく必要があります。

【看板集客の効果アップ】これだけは覚えておくべき5つのポイント

それでは、看板集客の効果を最大化するポイントを説明していきましょう。

1.インパクトだけではだめ!

2.分かりやすさが大切!

3.目的に合わせてつくる

4.どこに設置するのかを踏まえる

5.思い出してもらう工夫が必要

それぞれ詳細に解説していきますね。

ポイント1.インパクトだけではほぼ忘れられる

看板といえば、どうしてインパクトを重視しがちです。

理由は、「兎にも角にも印象だけは残さなきゃ!」「いざというときに店の名前を思い出してもらいたい!」と、看板を見たユーザーが、その後、“来店”という行動を起こし、なんとか“集客”という成果を出したいからです。

ただ一目見たインパクトは、一瞬の強い印象を残すことはできますが、それと同じくらいのスピードで忘れ去られていきます。

その理由は、脳の性質上、人は「この看板はカレーうどんのお店なんだな」「この看板はナチュラルな雰囲気の美容院だな」とほんの少しの“理解”があって、はじめて記憶するからです。

つまり、

「何を伝えたいのか分からない看板」→十中八九忘れる

ということです。

なので、

看板制作者
とにかくインパクトが大切だから、黄色や赤をゴタゴタに使って、人物も画像もたくさん使っちゃえ!

という短絡的なインパクトだと、ダメなんです。

看板にはもちろん、インパクトは必要ですが、“伝える”ことを第一に考えなければなりません。

ポイント2.“分かりやすく伝える”が基本

では伝える看板とはなにか。それは一言、『分かりやすく』です。

つまり、看板を一目みたときに「この看板は何を伝えているのか」が理解できなければなりません。

そのために、以下の3つの点が大切になってきます。

1.何をしている・どんな会社なのかすぐに分かる?

2.ターゲットは誰なの?

3.要素がごちゃごちゃしていないか?(言いたいことを詰め込みすぎていない?)

正直、ここが明確にクリアになっていなければ、看板集客の効果は見込めません。

ポイント3.“目的”に応じて看板の見せ方を変える

目的とは、先ほどお伝えした『認知拡大・誘導・ブランディング・告知』の4つです。

そして看板は、事前に定めた目的に応じて制作していかなければなりません。

例えば、以下のように考えていきます。

■認知拡大→お店のことを全く知らない人が対象だから、印象が大事だよね。看板にのせる要素はできるだけ削ぎ落として、見た瞬間の印象を強めようか。

■誘導→知っている人あるいはなんとなく興味を持つ人がターゲットになってくるから、このお店入ってみたい!行ってみたい!と思わせるようにしなくちゃね。

このように看板制作においては目的を達成するには、具体的にどんなふういいのか?を戦略的に考えていかなければなりません。

もちろん、一口に看板といっても、スタンド看板・ファザード看板・ポール看板・壁面看板・自立看板など、さまざまな種類があるので、つくる看板の種類に合わせて伝え方・見せ方も、変化させていく必要もあります。

ポイント4.看板を“どこ”に設置するかも大切

看板集客の効果に直結してくるもの、それは看板の設置場所です。

なぜなら、設置場所によって、「ユーザーへの見せ方」が変わってくるからです。

例えば、『お店のすぐ前に置く看板』と『お店近くの道路脇に置く看板』とでは全く見せ方は違ってきます。

前者→お店にかなり近いので、ユーザーに看板をしっかり見てもらえる可能性あり。

後者→道路脇だから、通りすがりのユーザーがちらっと目に入る程度かな。一目見たビジュアルが大切だな。

上記はものすごく分かりやすいケースを例に出しましたが、「設置する場所」は多種多様です。

なので、「どこに設置するのか?」という視点をしっかり取り入れて、看板制作に望んでいくことも、集客を成功させる重要な要素になってきます。

ポイント5.看板を見た後に“思い出してもらう”

看板集客だけでなく、集客全般で大切な原則をここでひとつご紹介します。

思い出してもらうと売上は必然的に上がる

ということです。

例えば、あるAという男性の「お客さんがラーメンを食べたいな〜」と思ったとしましょう。

彼が希望しているのはとんこつラーメン。「どこか美味しいお店がないかな?」と考えを巡らせます。

このとき、ユーザーは基本的に以下の4パターンでお店選びをしていくことが多いです。

1.食べログやぐるなびなどポータルサイトで口コミを見ながらお店を探す調べる

2.Googleマイビジネスで口コミを見ながらお店を探す調べる

3.知人に聞いた美味しいお店を思い出そうとする

4.自分の記憶を探る。

この時、一度でもみた看板を思い出させることができれば勝ちです。

そして、思い出すのに直接的な記憶じゃなくても大丈夫ということが味噌になってきます。

つまり、

ポータルサイト・Googleマイビジネス・知人の話から、あるお店の名前を見つけた・思い出した
→「あ〜そういえば、前、看板でみたことあったよな」「あ〜あの真黄色の看板のところね」

というように、間接的に思い出してもらっても言いのです。

だから、看板を制作する際には「ターゲットに看板を思い出してもらえそうか?」という視点も取り入れるようにしなくてはなりません。

まとめ

如何だったでしょうか?

今回は看板集客についてご説明してきましたね。

以下に記事の内容をまとめておきますね。

【本日のまとめ】

【疑問】そもそも看板で集客できるの?

【答え】看板では集客に繋がりにくい。が、一定の効果はある!
→地方では看板からの集客は強いことはたしか。

【基礎中の基礎】そもそも看板ってなんで立てるんだろう?

【看板集客の効果アップ】これだけは覚えておくべき5つのポイント
→ポイント1.インパクトだけではほぼ忘れられる
→ポイント2.“分かりやすく伝える”が基本
→ポイント3.“目的”に応じて看板の見せ方を変える
→ポイント4.看板を“どこ”に設置するかも大切
→ポイント5.看板を見た後に“思い出してもらう”

集客デザイン編集部
看板集客の成果をあげるには、とにかく「分かりやすくビジュアルで伝える」という観点が大切です。
そのなかで“インパクトを強く”をイチ要素として入れるのも良いですが、『インパクトだけ』に頼り過ぎないようにしましょう。

ABOUT ME
たかりょー
30代男。地方の大手Web会社のWebディレクター・Webマーケッター・ブロガー。ビジネスの上流を担当し、常時15案件以上のWeb案件を抱えている。読書は年間100冊ほど。10年間継続中。 集客デザインでは、マーケティングや集客術、ビズネスマンのスキルに必要な情報をメインに発信しています。