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Shopifyの料金プラン・手数料をまるっと解説!プランを選ぶ基準は?

こんにちは。Webディレクターのたかりょー(@RyoooooTaka)です。

これからECサイトを作ろうと考えている。その中でShopifyを知ったんだけど、料金プランってどんな感じか知りたい!

今回はそんな方に向けて、Shopifyの料金プランについて解説していきますね。

なおShopifyは、日本国内で着実にシェアを広げてきている、大人気のカートシステム。

僕のクライアントのなかにもShopifyでECサイトを構築した人はたくさんいます。

 

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Shopifyのプランは?(この3つのプランは覚えよう!)

Shopifyのプランは、支払う月額料金によって利用できる機能が変わってくるSaaS型です。

Shopifyは基本的、下記の3つのプランが用意されています。

・ベーシックプラン

・スタンダードプラン

・プレミアムプラン

下記の表に、プランごとの月額料金や機能の違いを一覧にしておきます。

プランの特徴 ベーシックプラン スタンダードプラン プレミアムプラン
月額料金 $29(約3000円ほど) $79(約8500円ほど) $299
初期費用 無料 無料 無料
スタッフアカウント数 2 5 15
商品登録可能数 無制限 無制限 無制限
無制限のファイルストレージ あり あり あり
ギフトカード なし あり あり
Shopify POS
(在庫や売上などを実店舗とECサイトを連携する)
あり(Shopify POSアプリをDLする必要あり) あり(Shopify POSアプリをDLする必要あり) あり(Shopify POSアプリをDLする必要あり)
テンプレート 100種類以上 100種類以上 100種類以上
マルチチャネルプラットフォーム
(Facebook、Instagramなどのプラットフォームと連携できる)
あり あり あり
クーポンコード あり あり あり
無料SSL証明書 あり あり あり
カゴ落ちリガバリー あり あり あり
プロフェッショナルレポート なし あり あり
高度なレポートビルダー なし なし あり

ちなみに3つのプランはどれも初期費用が不要です。

またプランを変えたい時は管理画面上からいつでも変更することができます。

では、それぞれのプランについて詳しく説明をしてきますね。

ベーシックプラン(小規模事業者向け)

Shopifyのベーシックプランは、はじめてECサイトの立ち上げに挑戦する方や、事業をはじめたばかりの方におすすめのプランです。

オーナーアカウント(メインアカウント)とは別にスタッフアカウントが2つ作成できます。

そのためサイト運営者が1〜3人ほどの少人数で運用できる規模のECサイトを作成するのにおすすめできます。

なお商品登録は無制限に可能だったり、テンプレートを自由に選べたりと、ECサイトをつくるのに必要な基本機能は、すべて搭載されているので、「ちょっとはじめてみようかな」というのにはぴったりです。

【特徴】

・オーナーアカウントと2個のスタッフアカウントが作成できる

・オーナーさんを含めて1〜3人程度でECサイトを運営できる

・製品登録は無制限

・24時間メールやチャットなどのサポートが行けられる

・日本語サポートあり

【月額料金】
月額費用$29(約3000円ほど)

【月商の目安】
月商500万円ほど

【こんな人におすすめ】

・これからECサイトを始める初心者さん。

・事業をはじめたばかりの小規模事業者様

・個人副業でECサイトを構築する方

スタンダードプラン(中規模事業者向け)

スタンダードプランは、売上がある程度できてた事業者さんや、複数人でECサイトを運営する方におすすめです。

スタッフアカウントは5つまで作成できるので、ベーシックプランと比べると従業員に役割をあてて、チームを編成してECサイトを管理することができます。

 

またスタンダードプランでは、プロフェッショナルレポート機能とギフトカード機能が追加されています。

プロフェッショナルレポート機能とはリピーターの数や、時間の経過によるお客様数の変化など、ECサイト内の詳細のデータが取得できます。

特定の商品情報を確認し、お客様の購入傾向に基づいてオンラインストアを整理することができます。

ギフトカード機能はギフトカードを発行・販売できる機能です。

【特徴】
ベーシックプランに加えて下記の機能があります。

・ギフトカード機能

・プロフェッショナルレポート

・ベーシックプランよりクレジットカードの手数料や取引手数料が低い

・オーナーアカウントと5個のスタッフアカウントが作成できる

【月額料金】
$79(約8500円ほど)

【月商の目安】
月商500〜5,000万円ぐらいまで

プレミアムプラン(大規模事業者向け)

プレミアムプランは、月商レベルでいえば5,000万円以上=大規模なECサイトを運用する事業者が利用すべきプランです。

つまり現在ECサイトとして、すでに利益がでていて、これからもっと収益規模を拡大させたい企業向けのプランになります。

スタッフアカウントは15作成できる上、Shopifyの機能すべてを利用できます。

そのため、利用する人はECサイト(Shopify含め)の運営に熟知しており、マーケティング活動によって売上をどんどん拡大と上級者むけの本格プランです。

例えばプレミアムプランでは、スタンダードプランよりさらに高度なレポートを作れます。

プレミアムプランで特徴的な機能といえば、カスタムレポートビルダー機能。

どのような機能というとGoogle広告などネット広告の効果検証だったり、ECサイトの流入経路別で分析ができたりと、細かい分析が可能です。

こちらの機能はよりマーケティングにも本格的に力を入れていきたい方向けになってきます。

【特徴】

ベーシックプランとスタンダードプランの機能に加えて、下記の機能があります。

・カスタムレポートビルダー機能

・オーナーアカウントと15個のスタッフアカウントが作成できる

【月額料金】
$299(約30,000円ほど)

【月商の目安】
月商5,000万円以上

Shopifyはこんなプランもあります

Shopifyを利用したい人は基本的に先ほどご紹介した3つのプランから選べばよいです。

ただ下記の2つのプランもShopifyには用意されています。

・Shopify Lite

・Shopify Plus

下記にて2つのプランについてもご紹介していきますね。

Shopify Lite(低コスト・初心者向け)

Shopify LiteはShopifyのプランの中でももっとも安いプランです。

月額でいえば$9です。(約1,000円)

ただ利用条件はあって、すでにコーポレートサイトやフェイスブック等のSNSを運営していて、そこにカート機能を利用するレベルです。

つまり、ECサイトは構築するわけではありません。

イメージとしては既にWEBサイトやSNSにカートボタン(カート機能)を設置する形ですね。

なのでShopifyの管理画面は使用可できます

Shopify Plus(超充実した機能を利用したい方向け)

Shopify Plusは通常のプランよりも豊富なオプション機能が利用できる超大規模事業者向けのプランです。

そのため、プラン料金も結論めちゃくちゃ高いです。(なんと月額でいえば$2,000)

Shopify Plusなら独自機能によって拡張性を高められて、できることが広範囲になります。

具体的にいえば、下記のようなことができるようになります。

・ユーザーごとにパーソナライズ化された自動プロモーション(Launch Pad)

・卸売業者へ商品を販売するBtoB向け卸売ストアを開設できる(Wholesale Channel)

・クーポン発行や注文通知などECサイトの運用業務を自動化する(Shopify Flow)

・既存システムからストアのデータをインポートできる(Transporter)

・送料無料設定の自動化(Script Editor)

またその他でいうと、下記のような特徴もあります。

・スタッフアカウントの作成が無制限

・直接専任の手厚いサポートがつき、ストアごとに最適なアドバイス(Shopifyエンジニアからも受けられる)

・Googleタグマネージャーの利用

・Shopify Plusでしか使用できない専用APIが使える

・高いセキュリティレベル

・容量の多いサーバー

・Googleタグマネージャーの利用

・複数通貨への対応できる

このようにやりたいことが多々ある事業者や、よりレベルの高いセキュリティを求められる方にShopify Plusはおすすめです。

Shopifyのプランの選び方は?おすすめの選び方は?

これまでのShopifyのプランを説明してきましたが、下記にどのプランを選べばいいのか、その基準をお伝えしておきますね。

◼️ベーシックプラン
はじめてECサイトを立ち上げる事業者・個人でECサイトを始める予定の方

◼️スタンダードプラン
Shopifyである程度売上が出てきて、もう少し事業として大きくしたい方

◼️プレミアムプラン
EC運営上級者でマーケティング活動を積極的に展開することでさらなる売上拡大を目指している

◼️Shopify Lite
既存のWEBサイトやSNSで商品を販売したい方(将来はECサイトを作成しようと考えているけど、一度お試しでストアを運用してみたい)

◼️Shopify Plus
流通金額が多い大企業や複数のECサイトを展開する予定のある方(基本はこのプランは選ばなくもて良いです!)

ちなみに下記2つも意識にいれておくとよいです。

売上額はどれくらいを目指すのか!

まずポイントとしてはどのくらいの月額レベルを目指しているのかというがポイントです。

下記がECサイトの月額のの取引額

ベーシックプラン➡︎月商500万円以下

スタンダードプラン➡︎月商500〜5,000万円

プレミアムプラン➡︎月商5,000万円以上

どのくらいの機能を求めるのか

これは、マーケティングレベルでどれくらい活用するのかという観点です。

例えばどんなユーザーがECに入ってくるのか。広告を

これらをデータを活用してマーケティングを実施したい場合は、プランは上位のほうがよいです。

Shopify各プランの初期費用は?取引手数料は?

結論、Shopifyは基本的に初期費用はかかりません。

Shopifyの料金として発生するのは、選んだプランごとの月額料金とクレジットカードの取引手数料だけです。

その他で料金のかかる可能性はある?

こちらは結論あるといえます。

具体的にいえば下記の場合、別で料金が発生する可能性があります。

・有料のShopifyテーマを選ぶ

・月額費用がかかるShopifyアプリを選ぶ

・GMOイプシロン等の外部決済サービスを利用する

・制作会社にShopifyのカスタマイズを依頼する

これらによってShopifyの月額費用が増えたり、初期費用でいくらか発生したりします。

これは知っておこうShopifyを安く使いには?

Shopifyは年間で一括で支払うことで、月額のディスカウントが受けられるようになります。

年で契約するとお得になります!

Shopifyは月額料金が基本ですが、実は1年、2年と年単位で契約することもできるんです。

年契約するメリットとしては、1年で約10%、2年で約20%、3年で約25%と割引が受けられるわけです。

ECサイトは長い期間運営するものですから、最低でも1年で契約しておくのがおすすめですね。

ABOUT ME
たかりょー
30代男。地方の大手Web会社のWebディレクター・Webマーケッター・ブロガー。ビジネスの上流を担当し、常時15案件以上のWeb案件を抱えている。読書は年間100冊ほど。10年間継続中。 集客デザインでは、マーケティングや集客術、ビズネスマンのスキルに必要な情報をメインに発信しています。