こんにちは。集客デザインの編集部です。
当記事は、いまSEO対策を実施している方や、これから実施しようと思っている方。また質の高いコンテンツづくりを目指している方向けです。
もしこの記事を読み終えれば、こんなあなたが待っています。
この記事で書かれていること
- 良い記事を書くのは、決して技術論ではない。
- 自分本位と相手本位の記事の違い
- 質の高いコンテンツを書く秘訣。
では早速、本論には入っていきましょう。
SEOで”コンテンツの質”が大切と言われているけど、結局どういうことなの?
SEO対策は一般的に「内部施策」と「外部施策」と「コンテンツの質」が大切と言われています。
ところで、あなたもこんな疑問を持ったことはないですか?
「コンテンツ質の、良い悪いの基準ってどこにあるの?」かく言う私もSEO対策をしていくなかで、”質の高いコンテンツをつくりましょう”という言葉以上に、曖昧な表現ってないな〜と何度も考えたものでした。
テクニックとは別だと考えれば分かりやすい。
巷ではSEO対策はある種の「テクニック」的な扱いや表現が一部でなされているようです。でも“コンテンツの質”に関しては、「内部施策」や「外部施策」とは、別枠で考えてみると理解しやすくなると思います。
「内部施策」や「外部施策」は私の経験上、ある程度のテクニックや知識が必要です。とくに「内部施策」はWebサイト自体の構造(HTML等)が分からないと、内容を理解する段になって躓いてしまうこともあります。
ただ、『コンテンツ=記事の質を高める』ということに関しては、SEOのテクニックは一切関係なく、単純に『どれだけ読み応えのある記事が書けるか』にかかってきます。
コンテンツ質は技術では決まらない、というのが私の持論なのです。
書く技術は日常生活から育まれていくもの。
とは言うものの、「読み応えのある記事を書く」には、それなりに『書く技術』は求められます。
もしコンテンツの執筆者が言葉も知らなければ、専門知識も持っていない、インプットを整理してアウトプットする力もなければ、読み手の問題や不安を感じとれない人だとしたら、当然のことですが、読み手に有益な情報を提供できません。
しかしながら、決して「書く技術」は、Webサイトの構造を理解するような『専門的な知識』は必要ありません。
良い文章を書くためには、日常からアンテナを張って、社会やトレンドがどういう状況になっているのかを敏感に察知すること。また、本を読んだり日記を書いたり、言葉と触れ合うことで身についていくものです。
小説でもブログでもなんでもそうですが、「文章能力」や「書く技術」は、なにも専門学校まで通わなくても、あなたの努力で十分磨くことは可能です。
質の高いコンテンツ=レベルの高い問題解決ツール
わたしはつねに、コンテンツとは「問題解決のツール」でなければならないと考えています。
だから、質の高いコンテンツは『より多くの人々の問題解決ができる』そのようなコンテンツなのです。
ではどうすれば『問題解決できるコンテンツ』を書くことができるのでしょうか。
「この記事って、誰が読むんだっけ?」と問いかけてみましょう。
記事を執筆するときには、「キーワード」を決めてから書き始めると思います。逆に「キーワード」が最初にあるということは、そのキーワードで検索して欲しい”ターゲット”も必ずいるはずです。
例えば、集客デザインで言えば、「集客」をキーワードに据えているのですが、ターゲットを明確にするために「じゃあ、集客で検索する人って誰だっけ?」と、こう考えます。
この問いかけの答えとしては、「集客の成果が思うように出せていない読者」、「集客ってどう仕組み化するか分からない読者」、「事業を立ち上げたばかりで集客の仕方が知らない初心者」あたりが出てきます。
そしてこれらがターゲット=読者像となり、彼らが「なにを悩んでいるのか」、「どんな情報を欲しているのか」この点を突き詰めていけば質の高いコンテンツを書くための基礎ができます。
自分本位の記事なっていませんか?
この点が、質の高いコンテンツを執筆するために、ものすごく重要になってきます。たまに見かける記事で、専門用語が散りばめられすぎて、すごく読みにくいなーって思ってしまうものがあります。
もちろん読者のターゲット層が「専門知識をもっている人」であれば、それもOKですが、例えば「初めての社労士選び!」というテーマなのに、中身が法律用語満載だったら、『社労士選びを開始したばかりのユーザー』にとっては大変読みにくい内容になってしまいます。
ただ記事に自分らしさがなければオリジナルティにかけてしまう部分があるので、目安として、相手本位=7、自分本位=3をくらいを意識して書けばいいかと思います。
『質の高いコンテンツ』を書く秘訣、教えます。
以下でコンテンツの質を高める”秘訣”として、私が意識していることをご紹介します。
ユーザー(読者)の問いには答えを提供する。
検索エンジンを使用して、ネットに情報を求めてくるユーザーは、なにかしら問題や不安を持っています。
「ダイエット 方法」で検索する人は、「痩せたい」という中心の悩みがあり、そのほかに「モテたい」や「好きな人に振り向いて欲しい」や「夏に海に行くから引き締まった体を手に入れたい」など、少し具体的な望みも持っていることでしょう。
質の高いコンテンツは、これら問題、不安、望みなどに含まれた「問い」に対して、書き手が正しい答えを用意する必要があります。
コンテンツの文字量はテーマに準拠する。
コンテンツの文字量は、SEOに影響を及ぼします。これは間違いないです。だからと言って、SEO対策のためだけに、毎回10,000文字を書いても、はたしてユーザー目線になっているでしょうか。
コンテンツにはそれぞれ「テーマ」があります。だから、文字量としてベストなのは、「それぞれのテーマ」に合わせて文字量を増減させていくことです。
例えば、より深い説明が必要なテーマなら、その分、たくさんの情報をユーザーに提供しなければならないので、必然的に文字量が増えてきます。
逆に「一つの疑問に答える」、「一つの専門用語を説明する」など、短く完結できるものであれば、文字量は2000文字〜3000文字程度に抑えることができるでしょう。
つまりコンテンツの文字量は、いつも多くするor少なくするという選択で考えるのではなく、「テーマ」によって適宜変化させていくようにするのが良いです。
視覚的な図や画像を使用し、イメージを膨らませやすくする。
人間は、文字から得られる情報よりも、図や画像から与えられる情報のほうが、より豊富で深い理解に繋がっていくと言われています。
文章を読むことは、読解力が求められますが、普段、広告やテレビなど慣れ親しんでいる図や画像のほうが、読者に”イメージ”を膨らませやすくなります。
読み応えのあるコンテンツにするためには、『分かりやすい文』+『図や画像』の配分を考えていかなければなりません。
結論:自分ごと化しながら記事を書いていきましょう。
高品質のコンテンツは、読まれる以上に『問題解決する』内容でなければなりません。
そのとき、参考になるのが、記事を書いている「自分」です。
「もしも私が〜だったら」と記事を書く前に自分自身へ問いかける。そしてユーザーが抱えている問題や、コンテンツで提供する解決を、『自分ごと化』し、そこからコンテンツの内容を引き出してみる。
これにより、きっとあなたもユーザー目線の記事を書けるようになります。