「最近、仕事を楽しめなくなってきた。」
「毎日同じような業務ばかりやっていて、味気ない」
今回はこのような人に仕事を楽しめてない人に向けた記事を用意しました。
僕はWebディレクターという仕事をしていて、多い時には10クライアントの案件をもっています。
仕事はやりがいはあるものの、大変すぎて、正直「全然楽しめない。。。」って感じるときもあります。
そんな僕が、どう仕事を楽しむ思考に身につけてきたかをご紹介しますね。
結論、仕事を楽しむ状態って?
最初に結論をお伝えします。
仕事を楽しめるようになるには、
将来のキャリア像を明確にし、つねに取り組むもの・学ぶものを見つけ続け、ポジティブに自分を評価できる人
です。
このような人になるには、なにが必要なのかを伝えていこうと思います。
逆に仕事を楽しめないは?
本論に入る前に、仕事を楽しむ人の逆、つまり「仕事を楽しめない人」とはなんでしょうか?
楽しめないの根本は「自分の思い通りになっていない状況への不満」だと思うんです。
例えば、今の仕事に対して不満言ってる人は下記のような特徴をもっています。
・お客さんがめんどくさい(⇦ほんとはこうなってほしいのに)
つまり、ほんとはこうであってほしいのに、思い通りなっていないから、嫌だなということなんですよ。
逆に淡々とこなしていている人は「あ〜ずっと休みだったらいいのにな。お金だけ
仕事を楽しむには?【明日から取り組もう】
仕事を楽しむために具体的な行動・思考とはなんでしょうか。
具体的には下記になります。
- 主体的に仕事へ取り組む
- できることを積み上げていく・できないことを探す
- 将来の希望や目標を明確にする
- 自分軸をちゃんともっている
- プライベートもしっかりと楽しむ
- 壁も自分で乗り越えよう思考がある=問題解決力がある
それぞれ解説していきますね。
できることを積み上げていく・できないことを探す
仕事が楽しくない人は、
- できないことが多すぎる
- できることが多すぎる
どちらかに当てはまるケースが多いです。
前者は「できない」のでお客さんに怒られたり、上司に小言を言われたりして、「なんで怒られてまで仕事しなくちゃならないんだ」と、仕事に対するモチベーションは下がっていきます。
後者は「できる」ことばかりなので、新鮮味がなくて、ただ漫然と目の前の仕事に手を動かすだけになります。
つまり、こなす状態ですね。
どちらにも共通するのは、達成感や成長が感じられないというところ。
仕事を楽しむには、できること(=得意)を増やし、できないこと(苦手)をつねに見つけるようにします。
・得意を増やし、不得手をみつけ、つね前進を続ける。
将来の目標を明確にする=キャリア設計ができている
目の前の目標だけでなく、将来どうなっていたいかキャリアプランが明確になっている人は仕事を楽しめます。
考えるべきは未来の自分であり、「これをすれば自分の未来が開ける」「これをするなら未来の自分はどうなるか」をいつも考える必要があるのです。
これは「点」で考えるか「線」で考えるかの問題です。
人間は目の前の物事に追われると、どうしても起きている現象が全てとなり、それが閉塞感をうみます。
- 明日も仕事か、いやだな。
- お客さんに変なクレームを言われた。明日行きたくないなあ。
- 職場のスタッフが全然面白くない。
こんな考え方に占領されている人は、完全に「点」でしか物事を考えていません。
反対に、「こうありたい」という理想の状態を考えられる人は「線」で世界を眺められています。
一度「未来の自分」=「5年後は人間的にも仕事的にもこうなっていたい」と考えてみてください。(→それを目標として掲げます)
将来像が明確になっていれば、ゴールに向かう過程で、どんなスキルを磨けばいいのか、それをどの程度伸ばせば良いかが明確になります。
それがあれば、毎日の業務の中で学ぶべきポイントがでてきて、仕事に達成感をかんじられるようになります。
・5年後、10年後はこうなっていたいな。
・未来を思いうかべて、現在の不足している部分を考える。
自分軸をちゃんともっている
仕事を楽しめる人は、自分の軸をちゃんともっています。
自分の軸とは、他人のペースに巻き込まれず、自分の核をもっていることをいいます。
自分の軸がある人は、下記のような特徴があります。
- 自分がほしいものを明確にしている
- 物事に優先度をちゃんとつくっている
自分の軸があれば、何かを決断する際に自己の価値判断で決定し、解決まですることができます。
逆に自分の軸がない人は、かなり他人志向が強い傾向があります。
- 会社がやってほしいっていうから、やるしかない。
- 同僚は仕事ができるのに、自分はいつも失敗ばかりしている
- 別に自分の意見はない。会社にいればいいや
つまり誰かのせいにしたり、誰か他人が主語になっている状態です。
他人からの評価を絶対視するのではなく、自分自身の価値判断で何事も決められるようになれば仕事を楽しめるようになります。
・自分の軸をもち何を優先するべきかをつねに自覚する。
・未来と照らし合わせたら、なんて些細なことで悩んでいるんだろう。
プライベートもしっかりと楽しむ
仕事を楽しんでいる人は、自分の時間を作っている人が多いです。
つまり仕事とプライベートのバランスをうまくとっているわけです。
仕事にはストレスがつきものですから、心に余裕をつくってあげないと、気持ちがパンクします。
そのため週のなかばにサウナにいくでもいいですし、仕事終わりはお酒を飲むとか、部屋でアロマを焚くなど、自分の好きなことに時間を割くようにします。
このように
- 仕事の時間は全力で取り組む。
- 仕事が終われば自分の時間を思いっきり楽しむ。
と、両者をうまく区別しながら、つねに心にゆとりをもてるようにしましょう。
・プライベートと仕事をしっかりと両立させて心のゆとりをもたせる。
壁も自分で乗り越えよう思考がある=問題解決力がある
失敗すると単に落ち込んで終わる人もいますが、精神的に自分を追い詰めると、何に対して落ち込んでいるのか原因がわからなくなります。
そういう人に限って、失敗はすべて自分のせいだと考える傾向があります。
つまり失敗の原因→すべて自分だと考えてしまいます。
仕事を楽しんでいる人は、失敗からなにかを得ようとする意識が強いです。
ある問題や失敗が起きても、それに対して原因を考えて、次の改善策で、
このような思考を身につけることで、問題も結局は自分自身の糧になって、成長につながることになるのです。
・失敗を失敗のままで終わらせない。
・問題に対して原因をつきつめて、改善策を考える→自己解決の能力が高くする
自分を認めてあげるのがうまい
仕事を楽しんでいる人は、自分の良いところを見つけるのがうまく、自分で自分を褒める習慣があります。
「こんなことができるなんて、私ってすごくない?」
「過去の自分と比べたら〇〇ができている!」
つまり失敗ばかり考えずに、自分の成果や成長に目をむけるのです。
褒める時は、それこそ自分の子供のように優しい目でみてあげるのが秘訣。
年を重ねるごとに、誰かに褒められることは少なくなりますから、日頃から自分を褒める習慣を身につけて、自己肯定を高い状態をつねに保つようにしましょう。
・ひとつでもできるようになったら褒めてあげる。
・褒める時は子供をほめるように、自分にあまく優しくする。
つまり、主体的に仕事に取り組むことなんです!
これまで仕事を楽しむための具体的な思考や行動について説明してきました。
さて、最後にお伝えしたいこと。
それは仕事を楽しむために最も大切なのは「主体性」です。
主体性とは、自ら考えて、自分を高めるために、積極的に仕事(物事)に取り組む状態のことです。
主体性のある人は下記のことができます。
- 会社を良くしようと積極的に意見を出している
- 社長や上司など立場に関係なく、言うべきことは伝える
つまり、自ら目的をもち、自己の意志や判断でどんどん行動していきます。(他者からの評価は二の次)
逆に「仕事がつまらないな」という感じる人は、受け身の姿勢になっていることが多いです。
例えば下記のような状態です。
- また同じ仕事だ。
- 先輩から言われたからやらなきゃな
つまり与えられた仕事をただこなしている状態なのです。
「主体的に仕事をしている人」は、自分の目的を明確に仕事をしているので、本当に生き生きできると思います。
また何事にも興味関心を示して、知的好奇心を旺盛に行動しています。
主体性をもって取り組めない人は、少しずつでいいので、自分の目的をもって、それに対して何をすればいいのかと、物事を選び取る姿勢を大切にするようにしましょう。
まとめ→人生の充実度は、仕事の時間をどう使うか!
プライベートを充実させれば、人生は豊かになる。
こう思っているかもしれませんが、それは違います。
人生の大半を占めるのは仕事です。
つまり、仕事を心の底から楽しめるようになったら、人生の幸福度は圧倒的に高くなります。
そのため仕事を楽しむこつを身につけることで、人生を楽しく生きることにもつながるのです。