こんにちは、編集デザインです。ライターhimekoです。
今回は、“集客”や“売上アップ”のために役立つ、マーケティングの手順について解説していきますよ。
ネットをみると、「マーケティングは戦略が大切だー!」「最大限の効果をあげよう!」と書かれた記事をよく見かけませんか?
でもいざその記事の内容をみてみると、、、、
もし皆さんがマーケティング初心者だったら、こう思ってしまいますよね。
そんな方に朗報です。この記事を読めば、マーケティング手順の基本中の基本を理解することができます。
ここから解説。そもそもマーケティングって何だろうか。
初心者の方は、最初にここでいきづまってしまう人も多いことでしょう。
マーケティングを勉強しようとすると、たくさんのカタカナ文字、ローマ字、難解な専門用語、フレームワーク・・・
初心者の方は、これらを見ただけで、とほほ・・・とため息が。そして文字や図を見ていると、頭のなかがぐるぐる回って混乱してしまう!なんてこともあります。
でも私たちが考えるマーケティングの考えは、いたってシンプルです。
それは「集客の仕組みづくりを考えましょうよ!」ということです。
もっと分かりやすく言えば、「売れない」状態→「売れる」状態にする。と解釈しています。
じゃあ、そのための仕組みづくりはどうしたらいいんだろう。ここを考えるのが、マーケティングです。
じゃあマーケティングは具体的に何をするの?
マーケティングについてシンプルに解説しましたが。もしかしたらこんな疑問が出てきそうです。
この疑問にすぐにでもお答えしたいところですが・・・実は具体的にやるべきマーケティングは「業界」、「経営状態」、「期間」、「得意分野」などに応じてさまざまに変わってきます。
例えば、内装工事業界なら内装工事業界のマーケティング。4ヶ月で集客を増やすなら、短期間でおこなえるマーケティング・・・
このように、これさえやれば、マーケティング(集客できる仕組みを作る)が成功するのがない。だから、色々な理論や専門用語が出てきて、どんどんマーケティングが複雑になっていくんです。
でも「結局、マーケティング活動でやることはなにか?」それについては、お伝えできます。
マーケティングの活動は、頭や手足をあれこれ使うこと。
マーケティングでは、前提として、業界分析、ユーザー動向、社会や政治への配慮などなど。「集客の仕組みづくり」に関わるあらゆることを、事細かに調べていきます。
ただもっとシンプルに、マーケティング活動を表現するなら、
頭や手足をあれこれ使って、売れる仕組みをつくる活動
と表現できます。
そのために、複数の業界にまたがって利用できるフレームワークー3C分析や、PEST分析、5フォース分析等ーを手がかりに、考えていくのです。(フレームワークは汎用性の高さがメリットです。)
本題。マーケティングの手順、シンプルに解説します。
ではここからが本題。
マーケティングの手順について分かりやすく解説していきたいと思います。ただし詳しい内容は今後お伝えしていきます。
今回は「マーケティングってこんなことしてるんだー」と大まかな流れを掴んでもらえればと良いです。
なぜならマーケティングは、流れを掴むことがとても大切だからです。そして、皆さんがよりマーケティングを深く学ぶするときに非常に勉強しやすくなります。
マーケティング手順01)業界調査
マーケティングの第一段階は「調査」です。とくにみなさんが属している業界のあれこれについて詳しく分析していきます。
調査の仕方は大きく分けて、「内部環境」と「外部環境」とがあります。
「内部環境」と「外部環境」については、字数の関係上、ここでは詳しく触れませんが、イメージとしては、
周囲の環境調査を通して、市場やユーザ、競合他社、自社をとことん理解していくこと。
ここでのポイントは、
調査を通じて自社の属す環境の状況を明らかにし、どこを攻めていけば集客しやすくなるのか。
この点を洗い出します。
より具体的な方法については、他記事でも触れていくつもりなので、そちらを参考にしていただければと思います。
3C分析、ファイブフォース分析、SWOT分析、PEST分析
マーケティング手順02)「どこの」市場で、「誰に」モノを売っていこう?
続いて、マーケティングの手順の第2段階です。ここでのステップは、ステップ1よりもぐっとフォーカスを絞って、「どこ」の「誰に」商品やサービスを売っていこうか?を決定していきます。
これは
・セグメンテーション(市場を分けて、ユーザグループをいくつかつくる)
・ターゲティング(分けたグループのとくに「どこ」、「誰に」ものを売るか)
ポイントとしては、どのようにグループ化するのか?そして、このグループだ!と照準を決めたターゲットユーザへ集中的にリソース(ひと・モノ・資金)を配分するか?
この点をしっかりと区別しおくことです。そうしないと自社が持っている強みを、最大限に活かして、集客という成果に繋げることはできません。
企業の場合)業種、売上規模、取引先等。一般消費者の場合)年齢、性別、ライフスタイル等
マーケティング手順03)「どの」モノを、「どんな」価値で売っていこう?
マーケティング手順02では、マーケットを細分化して、リソースを投下するユーザーをターゲティングしました。
さて、ここでもっとも重要なことをお話しします。これまで紹介した手順01、02のほとんどはフレームワークを使用して、時間と工数をかけ、丁寧におこなえば、ある程度間違いはありません。
ただし、
①どんなリソースを、②どう価値づけて提供し、③他社よりも選ばれる企業になるのか。
この点こそ、マーケティングが成功するか、否かに大きく関わってくる、とわたしは思います。
そのため自社の商品やサービスが、ターゲットユーザーに、どのような意義を持つ、どんな課題を解決するのか。ここを突き詰めていく作業が必要となってきます。
マーケティング手順04)どうやってモノを売っていこう?
ここが最後の手順となります。
皆さんはマーケティング・ミックスという言葉をご存知でしょうか?マーケティングミックスとは「ターゲットに働きかける具体的施策を考えるツールです。」
ここでは、4Pというフレームワークを使って考えます。4PとはProduct(製品)、Price(価格)、Promotion(販売促進)、Place(流通)の頭文字をとったものです。
これを説明すると長くなるので、割愛しますが、簡単に言えば、「どの商品を、どんな販促活動を通してユーザーに届けるのか?」を考える方法です。
4P理論、4C理論等
マーケティングの手順は、まず4ステップを覚えておけば十分。
マーケティングの本やネット記事を読むと、難しい文字が並んで目が疲れてしまいます。
じゃあ目がダメだから、耳だ!そう思って講演やセミナーに言っても、次は説法のような難しいお話しが展開されています。
でも、ここで皆さんにお伝えしたいのは、マーケティングってすごく複雑なようで、基本的にこの4ステップにそって進められるのが大半です。
そのため、実際の現場でも、今回ご紹介した4つの手順でマーケティングって進んでいるんだな〜ってことを覚えておいてください。
えっ?でもでも。他のサイト見たら違うこと書いてあるよ、話と違うじゃん!という方へ。
マーケティングの恐ろしいところは、こう皆さんが思ってしまうところです。
専門家の人は、難しい言葉満載(漢字多め、カタカナ多め、ローマ字多め)で、複雑を複雑のまま「マーケティングってこうです!」と解説する人がほんと多いです。
もちろん、彼らの言ってることは正しいです。ただ結局、言ってることはどれも同じで、ちょっと横にそれたり、ちょっと難解にしているだけです。
ではなぜ書いている内容がバラバラなのか。その理由は、専門家の人もどれが正解なのか答えを知らず、マーケティングの理論をどんどん増やしていくからです。
成果を出すために、より深い勉強をして、集客の仕組みづくりを考えましょう。
初心者の方は、今回ご紹介したマーケティングの手順を覚えておけば、いまのところ充分です。
とはいえ、4ステップを覚えておけば、確実に集客につながるか?というと、話しはそんな簡単ではありません。
今回の記事では、マーケティング手順の基礎知識をお伝えしただけです。だからこの基礎をベースにして、もっともっと深く勉強して、マーケティング全体を理解することが必要です。
数学で例えると、今回は数学のための“数字”を教えた。じゃあこれからは足し算、掛け算、割り算、関数。あるいは有理数や無理数、虚数も覚えなければならない。そんな風に思っていてください。
まとめ:でもマーケティングってすごく面白いですよ!
皆さんは『マーケティング』って言葉を聞いただけで過剰に反応しすぎてしまって、ものすごい拒否反応を起こしませんか?
「専門すぎて勉強しようと思わない」「難解すぎるからよく分かんない」「マーケティングやら、コンサルディングやらは胡散くさくて信用してない」といままで何度も聞いたことがあります。
でもマーケティングは「正解がない」からの面白いんです。←「正解がないなんてありえない!」という人がいたら、残念ですが、マーケティングは向いていないかもしれません。
「正解がない」から「何とか導き出していやる!」これが仕事の活力だったり、働きがい、生きがいにつながります。
なので、ほんと〜に個人的ですが、生理的に無理〜っていう方以外は、一度、マーケティングを勉強することをおすすめします。