アプリ・クーポン集客

クーポン集客に手を出すべき?【おまけ:クーポンアイデア15選付】

こんにちは、集客デザインです。

この記事を書こうと思った経緯は、以下のような意見を、クーポンの集客に持っている人が時々いるからです!

(名前)
・クーポン集客は良くないよ、安売りのイメージがついちゃうからね
・クーポン以外の方法で集客しないとお店が持たなくなる!
・クーポンなんて必要ない!それに手を出したら終わりだよ。

今回は、そんな意見を踏まえて、記事を書きました。なお、最後におまけとして、クーポン集客で使えるアイデアも一緒にご用意していますので、参考にしてくださいね!

【まず結論から】クーポン集客はしたほうがいい!←ただし活用次第です

最初に、私の立場を明確にしておきました。私はクーポンに対して、かなり“肯定的な立場”に立っています。

これは、あくまでお客さんの視点に立った時に、感じる本音なんですよね。

だって、クーポンってほんとに魅力的じゃないですか!すごくマメな人だと、クーポンを自宅の冷蔵庫にマグネットで貼り付けたり、キャビネットのなかに種類ごとに几帳面にまとめたり。そんな大切に保管している人も実際にいるんです。

だからクーポンは、皆さんの活用次第で(←ここがもっとも重要ですよ!)で、しっかりと効果を得ることができます。

クーポン集客をやるべき方←“今まさ”に集客の問題がある方です!

私がとくにクーポン集客をおすすめしたいのは、まさに”今”集客の問題を抱えている方です。なぜなら、“集客できない現状”を打破しない限り、経営は傾くいっぽうだからです。

おそらく、集客に問題を抱えている方は、ポスティングやWeb集客へ予算を投じるのは難しいでしょう。(→“安い”だけで効果の出ない業者であれば、頼めるかもしれませんが・・・)

じゃあ、どうするのか?それは、たとえ『手作りのクーポン』であっても、まずは手を打ち続けなければならないです!

プラスαで、無料のSNS(Twitter、Instagram、Facebook)を運用する

さらに、クーポンと同時に、無料でできるSNSにも力を入れていきましょう

もちろん、SNSの運用は皆さんの負荷になると思いますが、やるしかないです。なぜなら、プロモーション活動は長い目でみた時に、かならず効果となって現れてくるからです。

そして、いまはその両輪で、『“集客できない現状”→集客できる状態』にまでもっていく。これを目標にしていくのです。

【危険】クーポンに頼りすぎると、“安さ”だけが売りのお店に・・・

とはいえ、クーポン集客の怖いところは、“軽いお店”と思われる可能性があることですね。つまり、皆さんがよくいう“安さ”だけを売りにするお店になってしまうわけです。

これは原理的にはですね、

1.クーポンで値引きする

2.安売りに惹かれてお客さんがやってくる

3.クーポン(=安い商品・サービス)が魅力のお店になる

4.だからクーポンを発行し続けなければならない

となるわけです。こうみると、クーポンで値引きすると“誘客”(=お客さんをお店に招き入れる)までは、効果があるわけです。

ただそれが逆効果になり、安さを求めてお客さんがくるようになる。そんな思惑はずれの状態になっちゃうんです。

“安さ”を売りにしたお店はなぜ良くないの?

経営者
安くして、お店に集客できるんなら、それでいいじゃないの?何んか悪いところある?

このように疑問をもたれる方もいると思います。この答えは一言。価格に魅力を感じるお客さんは逃げる!ということです。

どういうことか?つまり、安さを求めるお客さんは、皆さんの商品そのものに“価値”を感じているわけではなく、“安い商品”という部分のみに、惹かれているだけなんです!

こうなると、3度、4度という継続的なリピータ=“良質なお客さん”を獲得できない…ってことに等しいわけです。

【事実】クーポンの集客は“誘客の手段”と認識すること。

経営者
それなら、クーポン集客ってダメだよね?安さを求めてくるわけだから・・・

いえいえ、それが違うんですよ!

実は私がクーポンの集客を肯定的にみているのは、今は”まだ”良質なお客さんではないけれど、発行するクーポンの内容によっては、新規顧客獲得や、2度目の再来店は確実にうながせる。そんな事実あるからなんです。

つまり、クーポン集客は、あくまで『“誘客”の手段』であり、その点で、効果抜群の集客方法なんですよ!

クーポンで誘客してから、お店の価値を感じてもらう対策へ

ところでクーポンはあくまで誘客の手段にすぎないのであれば、何が大切なのでしょうか。

それは誘客した“後”が、お店の本当の勝負になってくるわけです。

集客で大切な考えを以下で述べておきます。

『新規獲得や2度目の再来店』→これは安さで勝負してもOK!

『リピーター』→これは安さ”以外”、つまり、商品の価値、お店の価値で勝負!

これが大切なんです。

価値とは、例えば・・・スタッフの技術力と対応力

価値っていっても、おそらくピンとこない方もいるかもしれないので、1つだけ例をあげておきます。

皆さんは、美容院に初めていくとき、某大手ポータルサイトのクーポンを使うことがあるかと思います。その時は、新規来店〇〇%OFF!カットカラー今なら〇〇%OFF!に惹かれて予約、、、みたいなことも当然あるでしょう。

さてさて当日!早速、来店してみると、、、

→カットのレベルが高い!
→スタッフさんの対応もどのお店よりも丁寧!
→あれ?楽しすぎたからLINEで友達になっちゃった!
→家に帰るとお礼メッセージがきてる!
→また行きたいな!

まあ、こんな単純な流れにはなりませんが、とはいえ、最初の4つは“安さ”ではない、『お店の価値』を体感している要素がふんだんに詰まっています。

最初はクーポンに誘われたのは事実。でもいざお店に来店すると、価格ではない、技術力や接客力という“価値”を感じさせ、最終的には、「また行きたいな!」と満足感を与えたわけです。

【おまけ】クーポンのアイデア15選!

ではここからはおまけで、クーポン活用のアイデアを15つご紹介します。その前に、、、クーポンには大きく分けて3つの役割があることを忘れないでください。

1.新規顧客を獲得するクーポン

2.2度目の再来店を促すクーポン

3.1人あたりの購入額をあげるクーポン

今からご紹介するクーポンは、このうち1つしか当てはまらないものから、2つ、3つ当てはまるものもあります。

この違いを明確に区別して、クーポンの活用方法を考えていくと、“誘客”だけでなく“売上アップ”にもつながるので、その点をふまえておいてください。

初回限定クーポン

初回限定クーポンは、『新規顧客の獲得』を目標とする大変重要なクーポンです。事実、新規のお客さんへのアプローチとして、これほど魅力的なクーポンはないです。

なぜなら、新規で来店するお客さんは、なにかしら“きっかけ”がない限り、新しいお店に挑戦することがないからなんですね。

なので、初回限定クーポンは、『来店への動機づけ』としての役割があるんです。

平日限定クーポン

はじめに、この平日限定クーポンは、お客さんすべてに効果がある!ってわけではありません。←この認識だけしっかりともちましょう。

つまり、平日限定クーポンはターゲットを限定したほうがよくて、対象となるメインのお客さんは、

1.平日休みの職業についている方

2.定年を向かえたお年寄りの方

3.子育て中のママや専業主婦さん

4.有給休暇などで、1日を有意義に過ごしたい方

だから、クーポンもそれに合わせて、“主婦限定”や“1日の休みを充実させたい方”のように、より限定的な内容にしたほうがよいでしょう。

誕生日クーポン

誕生日ってものすごく不思議な記念日で、生きている人間なら誰しも、365日の中で1番“特別感”のある日なんですよね。

これは日本人だけじゃなく、世界中の人にとっても、普遍的なことです。こう考えると、誕生日のクーポンは絶対に出したほうがいいです。

だだし内容が重要です。飲食店なら誕生日ケーキっていう手がありますが、そのほかの業種の場合はその手がききません。

ではどうするのか。それは、1年中でもっとも“特別感”のある日なのですから、店舗側も、サービスや商品に“特別感”を演出してあげないといけません。

例えば、5%OFF程度のものなら、その他の日となんら変わらないじゃん!ってなるので、それこそ半額!くらいにすると効果は出ます。

「そんなんじゃ元取れないよ!」って方は、ニュアンスを変えて『一年でもっとも贅沢な体験ができる』みたいな、”特別感を煽る”内容で攻めるべきでしょう。

対象商品、対象サービス限定の割引クーポン

これは良く見かけるクーポンですね。もしかしたら、すでに皆さんも実施されていることも多いかと思います。

1.ラーメントッピング、無料クーポン

2.居酒屋で1杯ビールドリンク

3.子育て中のママや専業主婦さん

4.有給休暇などで、1日を有意義に過ごしたい方

対象商品に興味のある人や、すでに購入を検討している人に対しては、効果のあるクーポンだといえます。

学生、親子、夫婦、カップルなど属性で分けたクーポン

学生、親子、夫婦など”属性”によって分けるクーポンは強いです!なぜなら、ターゲットを限定して、彼らに寄り添った内容を考えられるからなんです。

とくに“心配事”や“感情面”に訴えかけるクーポンだと効果は得やすいです。例えば、学生なら学生にしかない悩み、小さい子供をもつ親御さんであれば、その時期にしか体験できない楽しみのような。

また、日本人は集団意識や帰属意識が強い民族とも言われていますので、5人グループで参加したら!や、〇〇地方に住んでいたら!など、グループ限定にさまざまな工夫を凝らしても良いでしょう。

季節限定クーポン

春夏秋冬の季節に分けて出すクーポンも良くありますよね。ここで大切なのは、季節ごとの需要を踏まえて発行するということです。

例えば、『新生活応援キャンペーン』をクーポンで出すとしましょう。その際、需要としてはだいたい2〜5月が多くなりますよね。

これを、7月に出すと、そもそも新生活を始める母数が少ないので、利用される率は下がってきます。

他の業種においても、季節限定クーポンを発行する際には、必ず、お客さんの需要が高い時期に狙いを絞り、期間限定で発行したほうが効果が出やすいでしょう。

『〇〇円以上購入した方』に向けたクーポン

こちらのクーポンは、『お客さんの購買数を上げる』のに絶好のクーポンです。新規、再来店関係なく、とにかく『顧客単価を引き上げる』に特化したクーポンです。

そのため、誘客というよりは、『一度の購入額を高める』ことを目標としたものといえます。

売上アップを狙う

大型連休限定のクーポン

大型連休限定クーポンはメリットが大きいです。なぜなら、旅行、大きな買い物、新しいことを始めるタイミングなど、なにかと出費が嵩む時期で、財布の紐が緩む分、それだけ売上も上がるからです。

その代わり、大型連休は、同業他社も続々とクーポンを出す時期でもあるので、クーポンの競争率がかなり高いです。

そのため、クーポンの内容に「あなたのお店ならでは」のプラスアルファが必要になってきます。

会計時の割引クーポン

「会計時に提示したら」という条件で発行する割引クーポンですね。

割引率としては、そこまであげずに「ちょっとでも節約できたら・・・」という意味で利用される方が多いです。

会計時の割引クーポンは、継続が大切です。つまり、「あっ、あそこにいけば

メール会員限定クーポン、LINE公式アカウントお友だち登録クーポン

メール会員限定クーポンは、『メルマガ』に登録したお客さんにだけ送る、特別なクーポンです。

「メルマガって古くない?」と思われるかもしれませんが、近年、AI技術が進歩し『オートメーション化=自動化』や、『サブスクリプション=課金モデル』というビジネスモデルが出てくるほど、”お客さんの囲い込み”を巡った争いが始まっています。

それにともなって、メルマガの重要性は再認識されつつあるわけです。さらに、LINE公式アカウントお友だち登録で、企業がLINEから直接クーポンを送る方法も出てきているので、どちらも今後需要が増えてくるでしょう。

お友達紹介クーポン

お友達紹介クーポンは、優れて効率的な新規顧客獲得の方法です。

なぜなら、皆さんがわざわざお金をかけて対策をしなくても、“商品購入したお客さん”、“お店のサービスを受けたお客さん”それぞれが、友人や家族や恋人など知り合いに宣伝してくれるからです。

最近では、企業のWebサービスを、SNSを介して友達にシェアし、その友達がメルマガ登録やアプリ登録をしただけで、割引が受けられるクーポンが受け取れるシステムもあります。

「口コミやレビューを書いたら・・・」クーポン

「え!?口コミやレビューを書いてもらうだけでクーポンを発行しちゃうの?」そう思う方もいるかもしれませんが、口コミやレビューは立派な情報資源となるんです。

なぜなら、お客さんは、お店側の一方通行の情報よりも、実際の体験者(=信憑性が高い)の感想の方に、来店のきっかけを求めるからです。

そのため、クーポンはあくまでも『新規顧客獲得』への投資という位置付けに徹して、利用するのが良いでしょう。

QRコードクーポン

QRコードクーポンは最近、かなり浸透してきたかな?っていう印象がありますね!

お客さん側の手順としては、まず店舗アプリをスマホにダウンロードし、完了したらアプリを開く。すると、さまざまな商品の割引クーポンが表示されているので、その中から好みのクーポンを選んで、店頭でQコードをみせれば割引になる。

このようにお客さんの立場では、かなりお手軽で使いやすいのが、Qコードクーポンなんです。

なお、フリポンというQRコードクーポンの作成ツールがあります。簡単に作成する上に、“無料”ということもありますので、挑戦してみたい方はぜひ利用してみてください。

アプリ登録で割引するクーポン

こちらはアプリを登録するだけでクーポンが発行されるものです。よく店頭でおすすめされることはないでしょうか?

レジの前にQRコードがあるので、ついつい登録して、少しでもお得に購入しようかな?なんて、多くのお客さんが思うところでしょう。

ただ個人店ともなると、アプリを導入すること自体、値段が高いということもあるので、後々、検討する材料としても良いでしょう。

まとめ:クーポンは誘客の手段。その後の対策を考えるのは必須

如何だったでしょうか?

今回の内容をまとめておくと、、、

・クーポン集客はしたほうがいい!

・ただしクーポンに頼りすぎると、“安さ”だけが売りのお店に・・・
→“安さ”を売りにしたお店はなぜ良くないの?

・クーポンの集客は“誘客の手段”と認識すること
→クーポンで誘客してから、お店の価値を感じてもらう対策へ
→価値とは、例えば・・・スタッフの技術力と対応力

・クーポンのアイデア15選

クーポンで集客するのは、決して間違ったことではありません。ただし、その活用の仕方次第では、“安いだけ”が魅力になってしまうお店にもなりかねません。

その点を踏まえながら、明日からクーポンを活用してみてください。

ABOUT ME
たかりょー
30代男。地方の大手Web会社のWebディレクター・Webマーケッター・ブロガー。ビジネスの上流を担当し、常時15案件以上のWeb案件を抱えている。読書は年間100冊ほど。10年間継続中。 集客デザインでは、マーケティングや集客術、ビズネスマンのスキルに必要な情報をメインに発信しています。