こんにちは集客デザインです。この記事は、StarPayについて詳しく知らない方、あるいはStarPayの導入を検討している方に向けた内容になっています。
という悩みや要望を解決する内容になっています。
StarPayとは?
出典:StarPay
StarPayとは株式会社NETSTARS(ネットスターズ)という会社が提供しているマルチモバイル決済端末のことです。
StarPayさえあれば、PayPayやLINE Payなど国内外のさまざまなQR決済サービスに対応でき、マルチにモバイル決済が可能になる端末サービスのことです。
なお、StarPayは以下のQR決済サービスに対応しています。
- PayPay(PayPay株式会社)
- Merpay(株式会社メルペイ)
- 楽天Pay(楽天ペイメント株式会社)
- LINE Pay(LINE Pay株式会社)
- Origami Pay(株式会社Origami)
- d払い(株式会社NTTドコモ)
- au PAY(KDDI株式会社)
- WeChatPay/微信(中国テンセント社)
- Alipay(中国アリババ社)
QRコード決済の主要4サービスと言われている、LINE Pay・PayPay・Origami Pay・楽天Payが網羅されているので、非常に使い勝手が良い決済端末と言えますね。
StarPayはアプリをダウンロードするだけで利用可能に!
StarPayを利用するためには、あれやこれやと複雑な手続きは一切必要ありません。なぜなら、StarPayは専用端末以外にも、QRコード決済ができるシステムを搭載することができるからです。
スマートフォンやタブレットが決済端末になる!
例えば、
こんなお考えの方は、お持ちのiPhoneやiPadにStarPayの専用アプリをダウンロードするだけで、スマートフォンやタブレットが『StarPay端末』として利用可能となります。
その他にも、StarPayならPOSレジ、自動販売機、券売機などさまざまな決済場面で『QRコード決済機能』を追加することができるのです。
ただしStarPayを利用し始めるには、まず申請が必要!
上記までの内容を見ると、
と思われる方もいるかもしれませんが、StarPayを利用するには、まずStarPayの審査を受けて、加盟店として認定されなければなりません。
そして審査が完了した後に、『StarPayライセンス番号』が発行されるので、それを登録し、はじめてStarPay決済を利用することができます。
StarPay端末を2つご紹介!
StarPayを利用するには、iPhoneやiPadといった端末があれば利用可能になりますが、“より手軽にStarPayを使いこなしたい方”は、StarPayの専用端末を利用した方が良いでしょう。
それでは以下にて、StarPayの専用決済端末を2つご紹介しますね。
StarPay端末「SUNMI V1S」
出典:ウェルコムデザイン
「SUNMI V1S」は、レシートを印刷したい!そんな方に向けた『プリンタ一体型の端末』になっているStarPay専用端末です。
また背面に設置されたQRコード読取カメラで、お客さんのQRやバーコードを読み取ることができるので、手軽に使いこなすことが可能です。
希望小売価格は35,000円です。
サイズ | 211 × 83 × 54 |
ディスプレイ | 5.5 インチ / 1280 × 720 |
重さ | 386g |
OS | Android 6.0 |
CPU | Quad Core 1.3GHz |
メモリ | 1GB RAM / 8GB ROM |
NFC(近距離無線通信規格) | 対応可 |
バーコード/QR | ○ |
レシートプリンタ | ○ |
StarPay端末「SUNMI V2Pro」
出典:ウェルコムデザイン
「SUNMI V2Pro」はSUNMI V1Sよりもディスプレイが大きかったり、重さが軽量化されていたり、スペックが少し高いです。
QRコード読取カメラやプリンタといった基本機能は同じです。
希望小売価格は38,000円になります。
以下にスペックなどをまとめておきますね。
サイズ | 214 × 83 × 49 |
ディスプレイ | 5.9 インチ / 1,440 × 720 |
重さ | 346g |
OS | Android 7.1 |
CPU | Quad Core 1.4GHz |
メモリ | 1GB RAM / 8GB ROM |
NFC(近距離無線通信規格) | 対応可 |
バーコード/QR | ○ |
レシートプリンタ | ○ |
StarPayの導入費用は?
StarPayは『決済端末』(=タブレットやスマートフォン、あるいはStarPay専用端末)と、『ネットの通信環境』があれば導入費用は一切いりません!
つまり、条件として
1.Wi-FiやLTEなどの無線通信環境があり、
2.かつタブレット・スマートフォン端末があれば、
あとはStarPay無料アプリをダウンロードするだけなので、結果的に、費用は無料になるわけです。(もちろん『月額利用料』も無料です)
ただ決済端末にレシート印刷用プリンター機能が欲しい!という方は、StarPayの専用端末が“導入費用”として必要となってきます。
導入費用はないけど、決済手数料がかかる
と言いたくなるところですが、そうではないんですね。
StarPayは導入費用としては無料で済ませることはできるんですが、決済後に支払う手数料が必要になってきます。
以下に主要なブランドの手数料をまとめておきます。
ブランド | 決済手数料 |
WeChatPay | 3.25%(非課税) |
Alipay | 3.25%(非課税) |
PayPay | 3.45%(課税) |
LINE Pay | 3.45%(課税) |
楽天Pay | 楽天より提示 |
なお、そのほかの決済手数料に関しては、StarPayへお問い合わせするのが早いでしょう。
StarPayの導入実績
公式ホームページには導入実績に関して以下のような記述があります。
■空港:9か所
■ショッピングセンター・百貨店:50施設以上
■ドラッグストア:2000店舗以上
■レストラン:5000店舗以上
とあります。
具体的な企業名は出ていませんが、上記の内容をみると、かなりの施設や店舗でStarPayが導入されていることはわかると思います。
StarPayを導入するメリットとは?
続いてStarPayを導入するメリットについてご説明させていただきますね。
■スピーディーな支払い
■決済情報などを一括管理
■インバウンド(外国人観光客)に対応
それでは、それぞれ詳しくみていきましょう。
素早くスムーズな支払いが可能になる
StarPayを導入すれば、スピーディーで確実な支払いが可能となります。
例えば、レジにやってきたお客さんが、PayPayやメルペイなど“QR決済サービス”に登録していれば、その場でQRコードを表示してもらい、モバイル決済端末で読み取るだけで、すぐに支払いを済ませることができます。
そのため、いつもなら現金の受け渡しなどで消費していた余分な時間が削減できるので、作業効率がグッとあがります。
管理画面で決済ブランドを含め決済情報を一括管理できる
さらに、契約後使用できるStarPayの管理画面を利用すれば、PCから決済情報を確認することができるので、取引の一覧印刷も可能です。
決済情報とは例えば、以下のものです。
■決済日時
■返金番号
■決済ブランドの種別
■決済店舗名
■金額 など
このように決済から返金まで履歴を全て確認でき、リアルタイムな売上把握はもちろんのこと、確認したい内容に合わせて、毎月の売上を管理画面で一元管理することも可能です。
さらに入金情報を確認したい場合には、『入金検索』をすれば、月々の入金がしっかりとなされているか、画面上でチェックすることもできます。
海外のお客さんへの決済にも対応できる
近年では、中国や韓国、台湾、香港をはじめ、東南アジアや世界各国から日本を訪れるインバウンド(外国人観光客)が増えています。
ここ数年で訪日外国人の数が増加しており、多くの市場で影響をおよぼすことは間違いありません。
もちろん、飲食業やアパレル、化粧品などサービス業における売上も訪日外国人はバカになりませんよね。
だからこそ現金のみ対応可から脱却し、WeChatPayやAlipayのような海外でも人気のQR決済サービスを利用できるお店にすることで、訪日外国人が会計しやすい状況を作り、売上アップに繋がりやすい状況を作る必要も出てきます。
StarPayの操作手順〜簡単4ステップ〜
出典:Google play
StarPayの魅力のひとつは『運用の手軽さ』ということがあります。
なぜなら、iPhoneやiPadなど読み取る端末と、お客さんサイドのQRコードさえあれば、すぐに会計を済ませることができます。
以下にて手順を見ていきましょう。
ステップ01.立ち上げ画面の“決済”を押す
StarPayのアプリをタップすると、立ち上げ時の画面が表示されます。
画面には『照会』、『返金』、『決済』が表示されているので、そのなかの『決済』を選択すると決済画面に切り替わります。
ステップ02.端末に請求金額を入力
お客さんが支払う料金を合計し、請求金額に数字を入力します。
そして、スキャンボタンを押して、QRコードリーダーを表示します。
ステップ03.お客様のQRコードを読み取る
続いて、お客さんにQRコードを表示してもらい、店舗のタブレット・専用端末で読み取ります。
なお、StarPayは、QRコードを読み取れば対応するブランドを自動的に瞬時の判別が可能です。
そのため、利用ブランドごとにわざわざボタンをタップしたり、特別操作は不要なので、スムーズに決済まで進められます。
ステップ04.決済確認
最後に、店舗側で決済が完了しているかどうかを確認します。
もし返金対応が必要な場合でも、部分返金含めて、端末上で行うことができます。
おまけ:決済後は端末にて売上などチェックができる
決済完了後は、使用中の端末、あるいはPCの管理画面上で、売上情報や決済情報などを見直すことができます。
このように運用面でも店舗単位できちんと管理体制を整えることができます。
まとめ
如何だったでしょうか?
今回は、マルチモバイル決済端末StarPayについて解説させていただきました。
最後に記事の内容を振り返っておきましょう。
●マルチモバイル決済端末StarPayとは?答え:マルチモバイル決済端末
●StarPayはアプリをダウンロードするだけで利用可能に!
→スマートフォンやタブレットが決済端末になる!
→ただしStarPayを利用し始めるには、まず申請が必要!
●StarPayの専用決済端末を2つご紹介!
→StarPay専用端末「SUNMI V1S」
→StarPay専用端末「SUNMI V2Pro」
●StarPayの導入費用は?答え:一切なし
→導入費用はないけど、決済手数料がかかる
●StarPayの導入実績
●StarPayを導入するメリットとは?
→スピーディーな決済
→店舗で情報を一括管理可能
→インバウンド(外国人観光客)に対応
●StarPayの操作手順〜簡単4ステップ〜
→01.支払い請求ステップ01立ち上げ画面の“決済”を押す
→02.端末に請求金額を入力
→03.お客様のQRコードを読み取る
→04.決済確認
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【相談内容02】QRコード決済を導入しようと考えてるけど、端末選びに迷ってる。StarPayの導入費用やメリットを教えて欲しいな!